見送り、見守る。
先日長女を広島駅から見送った。マレーシアでNPOのボランティアスタッフとして働くという。全て自分で段取りし、資金稼ぎのために下呂温泉の旅館で住み込みのバイトを3ヶ月ほどして帰省、2,3日滞在して慌しく出発していった。マレーシアはアジア学院のご縁。その前に1月ほど立ち寄るインドは愛農学園のご縁だ。勿論相談はあったが、事実上事後承諾である。だから、親に頼る気は全くない。私が払うと言ったにもかかわらず1年分の国民年金の支払い金まで置いていった。頑固というか依怙地というか、私にそっくりだと女房が笑う。確かにそうかもしれない。しかし、天晴れな娘である。私はもう、見守ることしかできない。正直、少し寂しくもあるが親として喜ぶべきなのだろう。私も負けないように前に進むのみである。