家族旅行
先週末家族旅行。USJに行きたいという妻の声と、長女が大阪勤務ということも会って、大阪旅行に決定。私としては珍しく、1月前から情報を集め、子供たちとも念入りに連絡を取り、計画を練った。ところが、土壇場で長女に出張が入り不参加。なんだか残念だと思っていたら、長男の彼女が参加表明。にぎやかな旅行となった。絶対に体調を崩すなという指示を早くから厳命していた当の私が、1週間前にのどに違和感。のどスプレーを使い果たすほど念入りにケアしたにもかかわらず木曜日は悪寒がして職場を早退。金曜日朝は39度近い熱が出て欠勤。土曜日は早朝5時前には出発の予定である。さすがの私も観念した。金曜夜、子供たちが家に集合したときはまだ病人状態だった。が、ここからが親父の意地である。土曜出発前には見事に平熱。ツアーガイドとしての役割も無事果たせた。旅行そのものは,JRのぐるりんパスを利用。USJの主だったアトラクションは効率良く制覇し、夜の宴会は新世界の串かつ屋、宿泊はそのまま新世界のスパ、翌朝通天閣ー天王寺動物園ー昼はたこ焼きパーティーとディープな大阪を体験し、海遊館ークルージングと、実に内容の濃い、リーズナブルな旅となった。しかし、そんなことはどうでもいい。私は、こういう世間並みの家族サービスはこれまでほとんどできなかった。勿論、経済的な余裕が持てなかったというのが一番の理由である。だけではなく、もう一つ、ディズニーランドに連れて行くより、我が家を ディズニーランドより面白いところにする。というポリシーを持っていたことも事実である。 「毎日がリゾート」というのも確かに私のポリシーでもあった。 しかし、そんなこともどうでもいい。 そんな私が、妻と、わが子たちと 、そして新しい子になるかもしれないことともに、今、こういう旅行ができたこと。それが、奇跡のようにありがたいと思えるのだ。