ファイト!
来年度の勤務校が決まった。ちょっと厳しい。通勤距離60㎞。とはいえ、田舎道だし、便利な道路乗り継ぐので、1時間少しの距離。人数も20人近く、30人から40人近くが普通であるが、10人以下に慣れた僕には大人数である。そもそもの話は、もっと近くの教科担任の話だった。親しい先生だったので、海の近くの小規模校の話をしたら、その隣のこの学校の話を出されて、いや、それは違うといったけど遅かった。じつは、10年前に2年ほどお世話になった学校だったのだ。もう、あの長距離通勤は耐えられないと伝えたのだけれど、、いつも思うのだけれど、結局、自分が選んでるわけじゃないんだね。合理的に考えれば、そもそもの話から比べると、仕事量は倍以上になる。仮に担当がよく知らない人だったら、こんな通勤距離ははなから考えないだろう。でも、たまたま親しい人だったから、結構楽しそうに通っていたことを知っている。で、最初に電話を受けたのは入浴中、しかもかなり酔っぱらっていたから、そんな偶然がたくさん重なって、この結果、出会いとなるわけである。電話があるとわかっていたのに、酒を飲んでたわけでもないし、あてにしてた人がいなくなった事情を知っていて、その学校の隣の学校の話題を出したわけではない。すべては偶然の重なり。でも、合理的に考えて、明らかに不利なこの話を断り切れずに受けた時。そんな悪い気はしなかったから、多分、間違いではないのだろう。損得では測れないものもある。受けたからには最後までやり切りたい。子供たちにもよかったと思ってもらいたい。老体にむち打ち、ファイト!である。