宝塚花組公演『鴛鴦歌合戦』『GLAND MIRAGE!』を観てきました。
最近ライブ配信も見ていますし、少し節約しようと思い
A席にしました。
2階の前から10番目のまなかへんで、惜しいのは階段の真上なので
前がお客はいないのですがバーがあり、座高の低いわたしには
ちょっと見にくかったですが、でも十分楽しめました。
「鴛鴦歌合戦」ってなんだろう?
江戸時代の町民の話?
歌合戦をやるの?
と疑問はいっぱいでしたがあえて前もっての勉強はしないでおきました。
なんと、肩の凝らない、人情喜劇でしたよ。
小さい頃に見た東映の時代劇みたい・・・
懐かしい感じでした。
昔、映画だったのですね。
ウィキペディアによると
「『鴛鴦歌合戦』(おしどりうたがっせん)は、日本のオペレッタ時代劇映画である。
1939年(昭和14年)の日活京都撮影所製作、日活配給作品、
日活とテイチクの一連の提携作品のうちの一作である。
監督は当時31歳のマキノ正博、のちのマキノ雅弘の戦前のトーキー作品である。」
主演は片岡千恵蔵
志村喬、ディック・ミネさんの名前もあります。
え~~~!!
片岡千恵蔵さんてこんなコミカルな作品に出ていたんですか~!
わたしのイメージだと、苦虫をかみつぶしたような顔で
いつも厳しいおももちで演技されてた印象しかないんですが・・・
お若いときはちがったんですね~
さて宝塚の『鴛鴦歌合戦』ですが
最初幕が上がったら、まぁなんとも
色とりどりの着物を着た男女のまぶしいこと!!
宮任いを嫌う、かっこいい浪人のれいちゃん(柚香光)と
長屋で父親と傘張り内職をしているまどかちゃん(星風まどか)。
息もぴったりです。
まどかちゃんのコミカルな演技がかわいい。
そして、骨董好きの女好きのたよりな~い藩主を
あのいつもすてきな、永久輝せあさんが演じているのでした!
ううう、こういう演技もできるんだぁ~と感心。
そして、もっかわたしの推しの聖乃あすかさんは、
これまた、あまりしっかりとはしていない藩主の弟という役どころ・・・
男女の想いが交錯したり、実は・・・と
真実がわかったり、いろいろあって
ちゃんと最後はそれぞれのさやにおさまるという・・・
楽しくてスッキリするお話でした。
さすがにれいちゃんの立ちまわりがかっこよくて
最後に刀の代わりに、両手にきれいな小さな傘を持って、
ぱっと開いたところが、美しくてとても気に入りました・・
そういえば、ところどころ傘の演出が効いていましたね。
レビュー『GLAND MIRAGE!』
は、一生懸命見ていたのですが
まるで夢の中にいたかのようで(ベタな言い方ですが)
どこがどうってはっきり言えないんですが・・・
元気いっぱいのジェンヌさんたちを見るのが本当にうれしいです。
階段を使った黒燕尾がなかったのがちょっと残念・・・
いつもあるとは限らないのですね。
とても男っぽい男性だけの踊りがあり
そのときれいちゃんが大きな声で
「パ〇システム!」と言ったのでびっくり!
必ず貸し切りのときは
会社名を言うんだなぁと思いました(笑)
花組を観るのは、ずいぶん久しぶりです。
休演になったりチケットが当たらなかったりと・・・
配信は見ていましたが
やっぱりナマは違います!
で、なんとなんと、トップコンビ
退団なんですね~・・・
れいちゃん、まどかちゃん、・・・早くない?
コロナで休演になったり大変な思いをしたのだから
もう少し・・・とも思うし、寂しいです。
そしてなんとなんと!宝塚ニュース!!
月組トップコンビも退団!!
月城かなとさん、大好きなのに・・・ショック!
もっと、観ていたかったです。
それにも増して、またもや衝撃が!!
和希そらさん(雪組)が来年2月で退団!!
え~~~!!
うっそ~~!!
だって、すごく実力がある方で注目していたし
これからも楽しみにしていたのに・・・
残念です・・・悲しい・・・。