週刊ＧＲ　アロの部屋　

ついにその日がやって来てしまいました。
　10月16日（日）朝8時40分にアロは静かに眠るように逝ってしまいました。
　先週から徐々に元気がなくなり、カテーテルで採取する尿の量もだんだん少なくなってきていました。
　土曜日の朝の食事の後、動きが極端に減ってきたので居間にアロの寝床を移して様子を見ることにしました。

　アロは息遣いも荒くなり、それでも時々顔を動かして父や母の方を見ていました。
　夜になり、排便の回数が増えだし２時間毎の頻度で内臓の調子が悪いのが父にも見て取れました。
　そして日曜の朝６時頃に点滴の後で朝食を口に入れてやると、モグモグと口を動かし飲み込んでいました。
　その後、しばらくは荒い息遣いをしていましたが、その時の少し前にモゾモゾと尻尾を動かし口を開けて何かを出しました。
　食事を戻したのかと思い、見るとそれは白く変色した舌でした。
　その後で大きく息を３度ほど吐きだして静かに眠りにつきました。
　「アロ」と呼べば、尻尾をパタパタと動き出しそうに見えますが、もう動くことはありませんでした。

　アロの訃報を聞いて実家のパピーさんやアンちゃん家が遠方からお別れに駆けつけてくださいました。
　アロの妹のＰちゃんもいっしょにさよならをしてくれました。

　アロの７匹の兄妹達もＰちゃん、アーティ君の２匹になってしまったね。
　今朝、アロといっしょにお寺にいってお別れをしてきました。
　あんなに大きくて重かったアロが帰りには父の手の中にスッポリと入ってしまいました。

　２００２年に我が家にパピーで来てから１４年間、我が家の大事な大事な家族で父の最愛の息子だったアロはもういません。
　アロ、最後まで一生懸命頑張ったね。
　きっと父や母が別れるのを嫌がっているのを知ってたんだね。
　今まで楽しい思い出をいっぱいありがとう。
　もう安らかに眠っていいんだよ。
　虹の橋を渡って、お母さんのイヴちゃん、お姉さんのアンちゃん、大好きだったガールフレンドのノノちゃん、ワンパク時代の友達のビー君、ネットのお友達だったしぐれ君と再会を喜びながら走り回って、泥パックをして、水遊びをして、お腹いっぱいご飯やおやつを食べて元気いっぱい楽しんでくれているだろうと思います。
　いままで拙いブログをお読みいただきありがとうございました。
　アロの部屋はアロとともにクローズすることにします。
　少し時間を空けて、気持ちの整理がついたら何らかの形でまたネットでお会いするようにしたいと思います。
　みなさん、アロを可愛がってくださって本当にありがとうございました。