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ちょっと余談・・・
このひとつ前の日記の中の 「お茶のお稽古にMyuを連れて伺わせていただくことになりました。」 という表現に対して、 >”伺わせていただく”は日本語ではないです。”伺う””お訪ねする” ”おじゃまする”など。 というご指摘がありました。 確かに少々まわりくどいけど、 「そんなにおかしいかなあ? 本当に日本語じゃないのかしら?」 と気になって、 ネットで ”伺わせていただく 日本語” で検索すると、 なんと 国語審議会の議事録 に、司会者の言葉として 「第2委員会の審議経過を次に伺わせていただくことにしたいと思う。」 などというふうに使われていて、 別段、誤っているふうに指摘されてないみたいです。 それから皇太子ご夫妻のインタビューの中の、 皇太子妃さまの発言として 「そちらに伺わせていただくことができましたことも大変有り難かったと思っております。」 などと出てくる。 皇太子妃さまであれば間違わないとは、限らないと思いますが・・・ 但し、日本語教師歴12年目の現職の日本語教師さんが管理されている「日本語Q&A」というサイトに、 ”~させていただく”は過剰敬語ではないか? 違和感があるのだが・・・ という質問として掲載があり、その答えとしては、 以下のようになっていました。 ///////////////////// 『させていただく』を使うとき、 大ざっぱに、 二つの立場があると思うのです。 一つは、本当の謙譲。控え目に表現するとき。 テレビで皇太子妃が「皇室に入らせていただくとは思いもよりませんでした。」 とおっしゃっていました。良い例ですね。 一つは、一見控えめな態度をとりながら、 実は非常に強い意志の表現である場合。 「実家に帰らせて頂きます。」 夫婦喧嘩で実家に帰るときは、どんな言葉を使おうと夫婦の間のこと、問題ないですが、 使う場合によっては、不遜な態度にもなりかねません。 慇懃無礼というかーーー。 そういうときに違和感を感じられるのでは、ないでしょうか。 ///////////////////// これだと、”~させていただく”自体は間違ってるとは 言われていないですね。 また、同じサイトに意見として、 ///////////////////// ”「~させていただく」とは上位者の特別の計らいを得て なにかをする場合に発する言葉で” ”一種「卑屈な」表現” ///////////////////// などとかかれていました。 なるほどね~ ”卑屈な表現”と言われると、ぐっときます。 私の場合、「~させていただく」をさらに謙譲語の”伺う”に くっつけたわけだから、もう超卑屈?! 類似表現としては 例1”すばらしい宝物のようなので拝見させていただきます。” 例2”是非、お目にかからせていただきたいです。” とかになるんでしょうが、確かにくどい? 一種の過剰敬語、二重敬語にあたるのでしょうか? でも、話し言葉で例1って、どう言い替える? 「お目にかかりたいです。」は言いそうですが、「拝見します。」 だけだと落ち着かない私の言語感覚っておかしいのだろうか? 食べ物関係のふとした???と同じように、 言語関係のふとした???にも、 超ハマリやすいタイプです。 昨今、誤った日本語についての本もたくさん出版されている そうですので、その辺りの本の記述で、該当する部分を ご存知の方、どうぞ教えてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月26日 07時16分43秒
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