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『奈良への移住~そして新生活』

『奈良への移住~そして新生活』

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2023.09.30
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カテゴリ:奈良を満喫
9月30日(土) 令和5年度の上半期も今日で終わり。
10月からは、新しい環境で仕事が始まる。全く新しい分野での再出発。

実はここ数か月、失業状態でした。
恥ずかしくて、明かしてきていなかったが、ようやく職場も決まったので、近況を
思い出しながら記録しておこうと思う。

ついこの前まで働いていたところは、介護老人保健施設。そこで事務課長として
まる2年勤めあげました。ずっとこの施設で働くというイメージは、入職して一年
ほどでなくなりいずれ退職をするというつもりでいましたが、2年というのは少し
早かったかなと思っている。真剣にやめようと考え始めたのはやはり昨年の夏、コ
ロナに罹患し復帰した当日。オーナーであるドクターに罵倒されたことが一つのき
っかけ。まぁ、具体的には書きませんがこの法人のために頑張ろうという気持ちは
失せた。それ以前からオーナー夫婦のやり方にはかなり疑問と不信感をもっていた
ので長くは勤め上げられないだろうと考えていたところにとどめを刺された感じだ。
当初の入職についても2年の契約だったこともあり、更新をお断りしてはれて退職
をした次第。それが5月20日付。
最終出社は5月10日であとは有給消化という状態。それから実に9月30日の今日
までが失業期間、実に134日間の連続休暇、もう隠居状態でした。
決して働く場所を探していなかったわけではありませんが、当方の年齢と経験値に見
合った仕事が見つからなかったのだ。正直、履歴書を送るも面接にたどり着けないこ
とがほとんど。この奈良の地は隣の大阪と比べて仕事の数も給料の面もすべて劣ってい
る。そんななかで仕事を探すというのは本当に大変だった。

ここに越してきてすぐに仕事を探した時にも同じように感じたのだが、状況(特に
年齢)は悪くなっていました。面接をしたとしても体よく断られてばかり。正直いっ
て、かなり落ち込みもしました。前職の関係から介護関連の仕事の話はあるものの
もうあの世界での仕事は考えられなかった。
それ以前の経歴は悪くないと思うのですが逆になぜそれを捨てたのかが、理解しても
らえなかったのかもしれません。なにかしでかして流れ着いたように見えたのかもし
れません。ということで条件は下げるほかなく、エリアも近くでは見つからないので
奈良市や天理市、大和郡山市、宇陀市など遠くなることも覚悟するほかなかった。

それにしても、それなりに勤めあげてきたと思っていた自分がここまで不要という
烙印を押され続けるとは思わず、でもまぁ、冷静に考えてみれば自分の持っている
キャリアなど高がこの程度ということなんだということを思い知らされた。もうアル
バイトでもして過ごそうかなんてことも考えていた。もちろん神頼みもした。
でも、神様に「どこそこの就職をお願いします」とは言わず「良いようにお導きください」
とのみお願いしていた。どこそこで働きたい、などという自分の浅はかな思いで
仕事を決めるとまた失敗するかもしれないという思いからだ。

どうせ仕事をするのなら次の展開につながるように働きたいと思ってのこと。
「人生万事塞翁が馬」を意識してのお願いをしてきたつもりだ。
良いところに就職できたと思ったとしてもそれが悪いほうの流れなんてことはよくある話。
現に、自分は前職ではそれなりの立場を与えられていて最初は楽しく仕事をしていたはず
がとんでもない医療法人だということが身に染みて今の結果にある。
この禍を転じて福となす、としたいと切に願っていた。

そんな諦めていたある日、ハローワークで担当の人が紹介してくれた会社。労働条件(特
に給与面)は自分には合っていないかもしれないが、とエクスキューズ付きでいく
つかの会社をピックアップしてくれていた。その中にその社名が目に留まったのだ。
数か月前、まだ退職する前、転職先を探すした際、目にしていた会社でもあった。
その時は労働条件が合わない、とやり過ごしていた。が、なぜか記憶には残っていた。
ところがそののち、結果的に不採用なったが面接に行ったとある会社でその会社名
を聞かされた。きけば某神社の仕事を一手に扱っているとの事だった。以来、なぜか
気になっていた会社だったわけだ。早速職安の担当の人にお願いし、翌日には面接
という運びとなった。この社屋は以前、近くを通りかかったときにすでに確認もし
ていた。もちろん面接など考えてもいなかった時のことだ。この面接でようやく
自身の素性を語ることができたように思えた。それまでの面接では履歴書に書かれた
ことを補足する程度という状況が続いていて正直手ごたえを感じられることがなかっ
たのだ。とはいえ、これまで断られ続けていたから期待もしていなかった。が思い
のほか早く連絡が来た。結果からいうと条件付きの採用。経験がないのが大きな理由
で、正社員ではなくパートの扱い。試用期間という感じか。少し悩んだがこれ以上失
業状態を続けるのもしんどい。なにより、この地で仕事ができるということはやはり
神縁ではないかと思いお願いすることにした。
「神縁」だと思えばいくつも思い当たることはある。これを本当の意味の「神縁」に
するのは自分次第なんだろうと今は思っている。

というわけでいよいよ10月2日から出勤をする。
不安いっぱいではあるけれど、最後の職場だと思って頑張ってみようと思う。





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最終更新日  2023.09.30 12:07:13
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