カテゴリ:生活
今朝早起きして作成した報告書を持って、仙台の取引先まで行って来た。
腫れあがった右足のために普通の靴は履けない。 無理やり押し込もうものなら、あとで大変な目に合うので、ここ1週間はサンダル履きで仕事を続けている。 背広にネクタイ(丸首シャツでノータイの場合もある)茶色のかばんを提げてサンダル履きという風体で仕事をしている。 受付に行き、担当者との面談を申し出ると、担当者は電話中との事から応接室に通されて、そこで5分ほど待つことになった。 担当者が現れて、まず仕事の話よりも、サンダル履きであることの無礼を詫びることから会話が始まる。 「いや~ 1週間ほど前から痛風が出てしまいまして、無作法な格好で申し訳ありません。」と、素足にシップを貼った右足のサンダルを見せて挨拶をする。 だいたい、先方から返ってくる言葉は同じである。 「風が吹いても痛いっていいますからね。 大変ですね。 美味いものばかり食べているんでしょう。」 「いやいや、薄給ですからね~粗食ですよ。 食生活もあるんでしょうけど、どっちかと言うと体質も大きいんじゃないでしょうか。」 ってな感じである。 どこに行っても、このような調子で会話が始まるここ1週間である。 報告書の内容とこちらの意見を伝え、15分ほどの応答をして、担当者とのやり取りは終了。 「すいません。 所長が手隙きでしたらお願いしたいのですが。」 今月末で仕事をやめる挨拶をしたいものと思い、所長との面談をお願いした。 間もなく、その取引先の所長が顔を出してくれた。 所長との会話も、先ほどと同じ内容から始まった。 少し会話を進めていくうちに、「ちょっと待っててくださいね。」と言って、所長は事務室の方に戻り、2~3分でまた応接室に入ってきた。 「徒然さん、この前話していたこと、○○社の▽◆さんに話しときましたから連絡してみてください。」と▽◆さんの名刺のコピーを頂いた。 実は、4~5日前にこの所長に電話を入れて、今日報告書を持って行くことを告げたついでに、仕事をやめること、就職先をこれから探すことを話していたのである。 その時に、同業者で人材を探しているとの話があったのである。 そこに話を通してくれていたらしい。 ありがたいことである。 「ありがとうございます。助かります。 明日にでも電話をしてみます。 今日、○○社に行ってもいいのですが、この足ですので、『自己管理能力』ない人物に写りますでしょうから・・・」とお礼を述べた。 目の前が晴れるような気がした。 就職先が私の目下の懸念材料であった。 ただ、その○○社勤務となれば、仕事の内容は願ったり叶ったりであるが、仙台勤務になるものと思われる。 片道1時間半の通勤時間、仙台の実家に泊まることも多くなるであろうし、出張も相当に増えるものと思う。 家族に話してみないとなんとも言えないが、私にとっては非常に朗報であった。
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