カテゴリ:仕事
事務所に戻って一息ついているところに、相棒から電話があった。 「○×社の*▽さんから3時半ごろ電話があったよ。」 オィオィ・・・その時に連絡くれよ・・・ その○×社というのは、来年の春から仕事を手伝ってもらえないか、と要請があった会社である。 まあ、半年以上も先の話であるが、私が一番望んでいた業種であることから、実のところは私の心の中では、すでにその会社にお願いしたいと思っていた。 したがって、もっぱら最近はその半年の間、短期で使ってくれるところはないか、昔の知り合いや同業者を回って話を聞いていたわけである。 しかし、なかなか短期での雇用はどこも難しく、また、このご時勢である。 難航を極めていた。 今の時点ではその○×社とのつながりが一番大切なものである。 にも係らずに、私への連絡が1時間も遅れている。 「何を考えているんだ!!!!」と思いながらも、その○×社に電話をしてみた。 当社に電話をくれたのは、そこの所長さんらしかった。 「徒然さん、この前の話なんですけど、10月1日付けという公算が強くなっちゃったのですが、徒然さんの方は大丈夫ですか?」 大丈夫も何も、私は早ければ早いほうがいいのだ。 来年の3月と言うので、いろいろ苦労していたわけで、目の前がぱーーーっと明るくなった。 「つきましては、7月中に仙台の上司2~3人と面接してもらいたいのですが。」 もちろん、面接はあるだろうと思ってはいたが、半月前の悪夢が蘇ってきた。 苦労して東京まで行って面接を受け、なんかよくわからない適正試験まで受けさせられて、1週間から10日ほどで返事しますと言っておきながら、2週間を過ぎたころに、「今回の採用は見合わせてもらいます。」の郵便物が届く。 家族や友人たちには明るく「次があるさ~前向きにしないとね」とは強がって見せたものの、やはり凹むものがあった。 今回のは、総合職ではなく嘱託職員という待遇だから、それから比べれば門戸は広いものと思われるし、何よりも長年懇意にしてもらっている現場所長さんからの推薦であるから心強い。 大きな期待を掛けている。(ダメだったら、前の100倍以上凹むだろうな・・・) 「明日、履歴書と職歴書をお持ちします。 何より、所長さんの仙台へのアピールが欲しいのでよろしくお願いします。 藁にもすがる気持ちですから・・・」 とダメを押してみた。 また、昨日は、同業者で、当社と母体が同じ会社から独立をした会社のA社長さんから、「話を聞いてみたい、という会社があるんだけど」と連絡があった。 A社長には、月曜日に仙台でいろいろ話をしている。 この仕事の上でも、ずっと先輩に当たる方である。 私の現状、つまり短期でしか仕事ができないという事情も、先方に話してあるとのことであった。 紹介された会社の社長さんとは来週の水曜日にアポイントが入っている。 そこに短期で決まれば、本当にA社長には感謝するしかない。 みやげに持って行ったサクランボが功を奏したかな。。。。 何となくであるが、先が見えてきたような気がしてきた。 道ばたや土手に群生するナヨクサフジ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|