お別れではないけれど・・・。
先週日曜日子供達との面接でした。でもこの日は子供達に大切な事を話さなければならない日でもあり・・・・。そうです。ポンキチが再婚する事を話さなければならないのです。下の娘はポンキチに似たのであろう。癖毛です。中一にもなると恥かしいようでヘアーアイロンを欲しがっていたので彼女と一緒に選んで用意して渡してあげました。車中、“今日はねパパは用があってお昼2時頃までしか時間がないねん”“あのネ、良く聞いてね・・・。驚くかもしれないけどパパは7月に再婚するねん・・・。だから今まで見たいにこうやって会う事も出来なくなるんだよ!”子供達から何か言ってくるかな、どんな態度を見せるのだろう。下の子は助手席に、上の子は後部座席に運転をしながらさりげなく子供達の表情を覗うとすると・・・・。後部座席から鼻水を啜る音が・・・。ルームミラー越しに大粒の涙を流しておりました。下の子は???実は3年前離婚が決まり子供達にその事を話した時上の子はこの日と同じように 泣いていたのだが、次女は“私は泣いてないで・・・、強いやろ!”(ポンキチも泣いてたのに・・・^^;)幼さもあったのであろう、あっけらかんとしていた。だから泣かずにしっかりと現実を気丈に受け止めると思っていたのだが・・。助手席の窓側を向いたまま鼻を啜る事も無く頬から伝って次から次と膝に落ちる涙がポンキチにもはっきり見えた・・・。再婚の話から恐らく5秒ほどでの出来事です。もうこうなるとポンキチもだめです・・・。涙が止まりません。と同時に震える声で“黙っておこうかとも思ったけど二人にはきちんと話しておきたかったんだ。あなた達にはこんな話まだ早かったかもしれないけど・・・。”“でも二人はパパの子供である事には変わりないし毎月こうやって会えなくなるけど何か困った事や相談事があれば必ずパパに言ってください”“必ずパパが助けてあげるから・・・” “ごめんね・・・・・・・・・。” これが精一杯でした・・・・。養育費を渡す条件として月に一度の面接を元妻に求めこの3年間無理から子供達が会ってくれていたのかな・・・・なんて馬鹿な考えをしたこともあったし、離婚した事を恨まれていないかなんてことも・・・。 でもこの瞬間、子供達の愛をものすごく感じたし慕ってくれていたんだと解りました。 身勝手なポンキチ・・・。 その後百貨店にて何か形に残るものを買ってあげたかったので3人で向かいました。ポンキチはサングラスをして・・・。涙を隠すために。親子3人涙を流しながらの買い物店員も客も訳がわからなかったでしょうね・・・。長女は革製のカバン。次女はネックレス。昼食は昔家族で良く行った食堂へ・・・。そしてポンキチの母親に会わせ2時前に送り届けました。今後養育費は母親へ預け(子供の家から自転車で5分もかからないので)子供達が取りに来ます。母親ももう会えなくなるかもと心配してたのでこれで良かったのかもしれません。 先輩や友人に相談し自分で出した答えを実行したがこれが正しかったのかどうか正直判断できません。でもいつかきっと子供達が大きくなれば理解してくれる事を祈りつつ・・・。 まだまだパワーアップして強くならなければならない。でないと新しい家庭と子供達を守れないぞ!と自分に言い聞かせた四十路の別れでした。