ニュースより
小学5年の男子児童が自転車で坂道を時速20キロで下り、散歩中の女性(当時62)と正面衝突しました。この事故で女性は意識不明の重体となり、今も寝たきりの状態です。女性の家族が男子児童の母親などを相手取って損害賠償を求めた裁判で、神戸地裁は「母親が十分な指導をしていなかった」「監督義務を果たしていなかった」などとして、9500万円の支払いを命じました。ネットを見ていますと、民事だから100億の判決が出ようがないものはないで自己破産で終わりだとか被害者側の自動車保険会社が相手に金がある事を嗅ぎ付けて裁判を起こしただとか、さも本当のことのように語る輩がいますが・・・とにかく目の前にある現実は、お怪我をされた女性とご家族が今でも苦しんでいるということ。それから今15歳になった加害者の男の子も心に傷を負って苦しんでいるのではないかということ。そして母親もまた裁判で苦しみ、今後も苦しみながら生きていかなければならないという事。事故で得をする人は誰もいないということです。そして裁判所の判決についても、いろいろ考えさせられることが多いですね。