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「平面ガエルのピョン吉」であまりにも有名な『ど根性ガエル』。
『週刊少年ジャンプ』に連載されたのは、1970年から1976年まで。 私が高校生から大学生にかけての間だね。 貝塚ひろしに師事していたそうで、やはり画風が師匠に似ている。 平面ガエルというアイデアは凄いが、師匠には及ばないというイメージだった。 知らなかったのだけど、同作品連載終了後は、極度のスランプに陥り、仕事も家庭も放り出して失跡した。 失踪中は麻雀やパチンコなどのギャンブルに明け暮れる。その後は、デパートの警備員、駅で清掃員と働いたそうだ。 実の娘大月悠祐子が、そんな泥沼から少しずつ這い上がっていく父の姿を描いたのが「ど根性ガエルの娘(アスキー・メディアワークス)」。身内のシビアな話を重すぎず、軽すぎず描いている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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