24日の日経平均 16560.87(+71.5) ・東1部売買高 14.57(億株)
マーケット概況・日経平均 16560.87(+71.5) ・東1部売買高 14.57(億株)・同先物 16470 (+40) ・同売買代金 19,292(億円)・TOPIX 1689.34 (+9.25) ・同時価総額 538(兆円)・東証2部 4963.89 (+9.48) ・値上がり 835 ・日経JQ 2612.82 (+5.56) ・値下がり 708 24日の東京市場は3日ぶりに反発。公示地価を好感する形で内需関連を中心に買いが優勢となった。日経平均は下げに転じる場面も見られたが、16500円台を回復した。業種別では、陸運、石油石炭、建設、銀行、証券商品などが値上がり率上位。その一方で、水産・農林、電気機器、ガラス土石、化学、電気・ガスなどが軟調に推移した。売買代金上位は、ソフトバンク、トヨタ、みずほ、アルペン、三菱UFJ、三井不など。≪NY株式相場は長期金利や原油価格の上昇が嫌気され反落≫□ダウ平均 :11270.29(▼47.14)□ナスダック : 2300.15(▼ 3.20)□日経225先物:16460 (△30:大証比)□為 替 : 117.80-90□金価格 : 550.80(▼0.90)□WTI原油先物: 63.91(△2.14)□売り :2650万株□買い :2650万株□差引き: 0万株 市場では、「公示地価を受けた反応は悪くないが、基本的には目先もみ合い。国内機関投資家は動きづらく、今朝の外国人オーダーも食い合い状況であり、けん引する投資家主体が見当たらない。ただ、4月以降に業績修正の動きが鮮明化してくれば、上値トライの可能性は十分にある」(高木証券なかなかスカッとした上昇ではないが、下値は堅いと感ずる。不動産関連等の内需の攻めプラス、円安要因でハイテクと、新年度相場うまくかみ合えば頑張ってくれそうだ。週明け月曜日はいよいよ権利日。1年に1度の期末決算なので注目したい。【値上がり率上位】 コード 銘柄 前場終値 前日比 前比率1 5771 三菱伸銅 485 +39 +8.74%2 8384 東京スタ銀 425,000 +34,000 +8.70%3 8245 丸栄 342 +27 +8.57%4 4723 Gウィル 103,000 +6,500 +6.74%5 3315 三井鉱山 294 +18 +6.52%6 1503 住友石炭 236 +13 +5.83%7 9411 テレビ東京 4,590 +250 +5.76%8 6349 小森コーポ 2,715 +130 +5.03%9 8028 ファミリM 3,800 +180 +4.97%10 9048 名鉄 445 +19 +4.46%【値下がり率上位】 コード 銘柄 前場終値 前日比 前比率1 6448 ブラザー 1,334 -64 -4.58%2 4271 カーリット 1,230 -53 -4.13%3 4719 アルファシ 3,350 -140 -4.01%4 5807 東特線 229 -9 -3.78%5 6309 巴工業 2,310 -90 -3.75%6 2211 不二家 258 -10 -3.73%7 1879 新日本建 1,259 -48 -3.67%8 7448 ジーンズ 1,504 -55 -3.53%9 6118 アイダエン 946 -33 -3.37%10 6316 丸山製 472 -16 -3.28%○三菱伸銅 (前場終値485円+39円)前3月期の業績予想の上方修正と増配を好感。連結経常利益は従来予想24億円から28億円(前期比32%増)に、年間配当は5円から7円(うち記念配1円)にそれぞれ増額。自動車向け端子材の堅調や、半導体・電子機器向け電子材の回復などが要因。○不動産株がしっかり大手不動産株を中心に不動産株がしっかり。三井不2,590円+20円、三菱地所2,545円+30円、住友不2,990円+75円など。公示地価で3大都市の商業地が15年ぶりに上昇したことなどを材料視。○東京スター銀行 (前場終値425,000円+34,000円)日興コーディアルグループが米投資ファンド・ローンスターに東京スター銀行の株式最大50%の買収を提案したと報じられたことを材料視。日興コーディアルグループは1,938円-36円。○丸栄 (前場終値342円+27円)前日発表の公示地価で名古屋の商業地区の上昇が目立ったことなどが手掛かり。同様に名鉄445円+19円なども。○ファミリーマート (前場終値3,800円+180円)前日発表した良品計画との株式持ち合いを材料視。良品計画は9,300円-20円。○三井住友海上 (前場終値1,582円+8円)CSFB証券が同社株の目標株価を1,470円から1,630円に引き上げたことが手掛かり。○不二家 (前場終値258円-10円)前日、今3月期の連結業績が18億円の最終赤字(従来予想1億円の黒字、前期は13億1,400万円の黒字)となる見通しと発表したことを嫌気。○ブラザー (前場終値1,334円-64円)前日に3ヵ年計画を発表。08年度の営業利益は420億円と今年度見込み比横ばい、当面の利益成長はないとしたことを嫌気。○花王 (前場終値3,140円-60円)一部報道で今3月期の連結経常利益が従来予想を下回り前期比3%減の1,220億円程度になりそうだと報じたっ子とを嫌気。○国際石油開発 (前場終値1,0100,000円+20,000円)前日の米国市場でWTIが1バレル=64ドルと約1ヵ月半ぶりの高値をつけたことから、石油関連に買い物が入っている模様。 テクニカル面から見ると、日経平均株価は小幅続落。朝方は、前日の高値16583円を上回ったものの高値は16661円までと、20日の高値16667円にはわずかに届かなかった。そして、終盤は前日の安値16477円を一旦は下回り、16464円まで下落する場面もあった。ただ、現状では、相場はもみあいゾーンを形成していると見るべきだろう。具体的には、16667円~16464円がそのレンジ。したがって、目先でのトレンドの見極めの観点からは、このレンジをいずれの方向に放れるのかが注目される。下方向ならば、先週のもみあいゾーンの上限である16400円水準が最初の節目。さらに、16032円~16667円までの上昇の半値押し16350円も目標値となる。一方、上の方向ならば昨年来高値の16777円(2月6日)がある。仮にここを突破できれば、目標値としては、15553円(3月8日安値)~16410円(3月14日高値)までの上昇幅857円を、16032円に加えた16900円水準がある。□材 料(各紙・ニュース等より)・対米証券投資に陰り、1月買越額63億ドル減 民間マネーの減速鮮明・公示地価、3大都市圏の商業地が上昇 東京都平均、15年ぶりプラス・日興、東京スター銀に買収提案 株3分の1超を取得へ・地銀、定期預金金利の引き上げ相次ぐ・NEC、ビッグローブなどネット接続事業を分社 住商など5社出資へ・楽天とTBS、4月以降も協議継続で合意へ・阪急百、2011年開業予定のJR新博多駅ビルに出店 本格交渉入り・トヨタ、販売3系列で系列ごとのロゴや専用色を導入 特徴を明確に・エアバスCEO、開発・生産工程と素材、客室で日本企業と共同研究へ・ファミリーM、良品計画と再び株式持ち合い・オンワード樫山、婦人服をインドから調達 中国の依存度下げ・テレビ朝日とKDDI、「ワンセグ」で協力 ネット通販などで実験・シャープなど、センサー1個で画像を立体把握できる新センサー開発・フジクラと東京理大、色素増感太陽電池で変換効率保ち大型化を考案・花王、今期経常益3%減 買収負担・原料高が重荷に・マルハ本社、今期経常益2%増・西松建、今期経常益31%減 海外開拓で苦戦続く・不二家、今期最終赤字18億円・日本オラクル、2005年6月―06年2月単独経常益16%増・不二越、2005年12月―06年2月経常益20%増・インテリW、営業利益84%増目標 08年6月期・古河スカイ、営業利益率10% 4年後目標、海外で設備増強・独、自動車や電機などスト濃厚 労使交渉難航、構造改革に影響も・松下、総合・機能で首位 コンパクトデジカメ、画質はキヤノン・マイクロソフト、5年ぶりメールソフト・安全性高め5月にも・キリン、遺伝子の個体差でビール酵母を識別・品質管理などに活用・KBMJ、通販品を閲覧者別にお薦め 履歴分析ソフト開発・クオリティ、ネットでパスワード確認 ノートPCのHDD・血液内科で新薬、5年でMR倍増 ヤンセンファーマが攻勢・日本製鋼所、大型射出成型機の生産能力を2割増強・日本プラスト、エアバッグ研究で新拠点 静岡・富士宮に10億円投資・リンクス、ペット飼い主を支援 交流サイト活用・ユニ・チャーム、生理用品ブランド明確化 シェア拡大狙う・NECエレ、「HDDVD」記録ドライブ用LSIの第2世代製品出荷・NTT東、セキュリティー対策事業強化-来年度データセンター拡充・アルプス電、燃料電池向け小型ポンプ・バルブに参入・タカラバイオ、増幅DNAを即時検出・定量解析も行う装置を発売・川重など、風力発電向け大容量型ニッケル水素電池の実証開始・ダイヤリース、中古半導体装置の売買業務に本格参入・アルバック、液晶関連設備に100億円投資□新規公開・3028アルペン 公開価格4,000円