21日の日経平均 15969.04(-136.94)・東1部売買高 15.08(億株)
マーケット概況 ・日経平均 15969.04(-136.94)・東1部売買高 15.08(億株)・同先物 16000 (-150) ・同売買代金 18,310(億円)・TOPIX 1624.21 (-17.24) ・同時価総額 516(兆円)・東証2部 4340.61 (+0.73) ・値上がり 447 ・日経JQ 2278.87 (+15.19) ・値下がり 1132 21日の東京市場は反落。日経平均は後場下げ幅を拡大し、16000円の大台を割り込んだ。業種別では、水産・農林、パルプ・紙、医薬品などが値上り率上位。その一方で、その他金融、証券商品、輸送用機器、空運、情報・通信などが軟調に推移した。売買代金上位は、ソフトバンク、トヨタ、みずほ、三菱UFJ、ソニー、三井住など。≪NY株式相場は米利上げ再開観測の後退で5日続伸≫□ダウ平均 :11381.47(△46.51)□ナスダック : 2163.95(△ 6.34)□日経225先物 :16125 (▼25:大証比)□為 替 : 115.75-85□金価格 : 621.70 (▼3.60)□WTI原油先物(期近): 71.14 (△1.08)売り 3930万株買い 3540万株差引 -390万株 市場では、「足どり自体は底堅い。これまでの外国人買いのイメージから、個人投資家好みの銘柄に動きが出てきた感じだ。基本的には売り物をこなしつつ、循環物色の流れ」(東海東京調査センター【値上がり率上位】 コード 社名 前場終値 前日比 前比率1 6519 エネサーブ 846 +100 +13.40%2 7990 ダイワ精工 257 +27 +11.74%3 2671 FDCP 2,195 +165 +8.13%4 7952 河合楽器 233 +15 +6.88%5 3107 大和紡績 455 +28 +6.56%6 1827 ナカフド建 252 +15 +6.33%7 6313 共立 377 +22 +6.20%8 9731 白洋舎 370 +21 +6.02%9 7994 岡村製 1,238 +70 +5.99%10 1916 日成ビルド 199 +11 +5.85%【値下がり率上位】 コード 社名 前場終値 前日比 前比率1 8164 キャビン 620 -45 -6.77%2 4681 リゾートト 3,120 -180 -5.45%3 8877 日エスリド 3,620 -190 -4.99%4 6136 OSG 2,060 -100 -4.63%5 8572 アコム 5,560 -260 -4.47%6 6459 大和冷 932 -43 -4.41%7 6335 東京機械 372 -17 -4.37%8 7223 関東自 1,428 -52 -3.51%9 6793 山水電 28 -1 -3.45%10 8377 ほくほくF 462 -16 -3.35%○1部指定銘柄は概ねしっかり東証は9月1日付けで10銘柄を2部から1部に指定すると発表。1部上場銘柄はTOPIXに連動したファンドの組み入れ対象となるため好材料との見方もある。指定された10銘柄は、日本調剤(前場終値4,650円+90円)、EPS(前場終値268,000円+19,000円)、アグレクス(前場終値1,926円+91円)、東邦チタ(前場終値7,480円-30円)、帝国電機(前場終値1,605円+1円)、D&MHD(前場終値351円+28円)、エフテック(前場終値1,806円+60円)、マルシェ(前場終値1,130円+90円)、アスティ(9月よりF&Aアクア)(前場終値1,129円+101円)、キムラユニ(前場1,517円買い気配)○エネサーブ(前場終値846円+100円)S高。A重油を燃料としたオンサイト発電事業からの撤退と、中間・通期の業績見通しの修正を好感。通期の売上高は574億2,000万円から327億7,700万円に、経常損益は5億6,300万円の黒字から217億500万円の赤字へとそれぞれ減額されたが、最終損益は1,000万円の赤字から1億1,800万円の黒字へと増額された。○長谷工(前場終値438円+23円)大幅高。好業績観測が伝えられる。一部新聞で1Q連結経常利益が100億円強になったようだと報じられている。○ダイワ精工(前場終値257円+27円)日興シティが新規に「1」とし、目標株価を320円と設定。フィッシング市場の底打ちでトップメーカーである同社は力強い復活を遂げると評価している模様。○ナガセ(前場終値2,020円+236円)進学塾の四谷大塚(東京都中野区)と関連会社の四谷大塚出版の全株を取得すると発表。譲渡価格は明らかにされていないが、ブランド力のある四谷大塚を傘下に加えることで、グループ力強化を狙う。○ドリテク(前場終値7,910円+400円)先週末に業績見通しの下方修正を発表。通期の連結経常損益は7,000万円の赤字から2億7,000万円の赤字に拡大。平成電電の破産手続き開始に伴う売上代金の回収不能と貸倒引当金の積み増しなどが要因。○コナカ(前場終値1,779円-58円)フタタ(前場終値720円±0円)をめぐるAOKIHD(前場終値2,040円-40円)との争いには勝ったものの、株式交換比率がフタタ株2.3株に対しコナカ株1株となったことで、理論株価が先週末終値ベースで1,656円となるため、これが意識されている模様。○シミック(前場終値33,150円+1,300円)子会社の応用医学研究所の東証マザーズ上場が承認されたことで、含み益の拡大などが期待されている。上場に際して40万株を売り出す模様。○トリドール(前場終値1,260,000円+140,000円)急騰。9月末株主に対して1対3株の株式分割を実施すると発表。○ダイエー(前場終値2,535円-25円)冴えない。19日付けの一部報道で、樋口泰行社長が辞意を伝えたと報じられたことが嫌気された模様。○モック(前場53,300円売り気配)前6月期業績見通しを下方修正。連結経常損益は7億円の黒字から13億3,000万円の赤字に減額。飲食店サポート事業が計画を下回ったため。なお、今期に関しては12億5,000万円の赤字を予想している。○パイロット(前場終値629,000円+20,000円)先週末発表の6月中間連結業績は、経常利益が前年同期比85%増の22億1,200万円と大幅増益。通期は4日に増額修正した35億円(前期比42%増)を据え置いているが、こちらも総額期待が高い。○東京機械(前場終値372円-17円)1Q経常損失が、前年同期の3億3,700万円から10億5,500万円と膨らんだことなどを嫌気。新聞輪転機の納期の関係で売り上げが減少したほか、資材価格の高騰などが損失拡大につながった。 先週末の日経平均株価は反発。レンジは16022円~16169円と前日のレンジ16008円~16204円の範囲に含まれたことで、目先のトレンドの判定は本日以降に持ち越された。仮に、高値の16169円突破となれば、8月17日高値16204円を超えて、年初来高値17563円(4月7日)~年初来安値までの下落幅の61.8%戻しを達成する可能性が強い。その場合、16204円~16008円までの下落の倍返しとなる16400円が目標値になってくる。一方、安値16022円を割り込めば、16日安値15962円~15日高値15913円のマドが次のサポートになる。なお、100日移動平均線も15907円とこの水準にある。・イスラエルの戦闘停止違反を批判 アナン国連総長・米の各州、最低賃金引き上げ 20州で連邦水準超え・中国、0.27%利上げ 4回目の引き締め、過剰投資抑制・みずほ銀と三井住友銀、生体認証ATMを郵貯と相互開放・証券会社、信用取引金利上げ相次ぐ 短期金利上昇で・新規株式公開による資金調達額、世界で4割増 1―8月・景気回復の主役交代進まず 家計部門への波及が弱いまま・株譲渡益・配当の軽減税率、期限延長を要望 金融庁・健康保険料率の上限上げ、2008年度から 厚労省・第一三共など抗がん剤の開発本格化――収益の柱へ育成・コニカミノル、次世代・現行双方に対応のDVD機器用レンズ開発・みずほ銀と三井住友銀、郵貯と生体認証ATM相互開放・ソフトバンク傘下ボーダフォン、携帯電話でSNS 今秋・コナカとフタタ、12月15日統合 連携に両社で委員会・富士電機、パワー半導体増産へ 100億円投じ15%増・川重、ボーイング次期旅客機の機体工場新設を検討・東芝・エルピーダ、携帯向け半導体のパッケージ工程強化・UFJニコス、2万2000人の利息返還漏れを発表・中外製薬、新薬の電子文書申請を加速 数ヵ月短縮に・エネサーブ、主力の自家発電の販売事業から撤退・コマツなど建機大手、基幹部品増産へ投資・長谷工の4―6月、経常益100億円強に・アルバック、世界最大の液晶パネル製造装置を試作・日立情報、クレジットカードの決済システム事業強化・ダイエーの樋口社長が退任へ・楽天の6月中間、経常益82%増 ネット通販好調・すかいらく、6月中間期75億円の最終赤字――上場廃止後も開示継続・パイロット、6月中間期経常益84%増・東京機、4―6月期の最終赤字52億円――米社への賠償金響く・ガス開、新規顧客増え6月中間期営業益9%増・ダイア建、既存優先株の一部買い取りで優先株発行・一パン、6月中間期最終赤字20億円・ファストリ、キャビンへのTOB成立・セブンアイ、携帯決済参入、電子マネー活用・大成建、ドバイの道路工事受注、単独300億円超・KYB、ドライブレコーダー年内に個人向け参入、コア事業に育成・宇部マテ、PDP保護膜用気相法マグネシア、年産能力160トン増