26日の日経平均 17429.17(+193.01)・東1部売買高 20.29 (億株)
・日経平均 17429.17(+193.01)・東1部売買高 20.29 (億株)・同先物 17460 (+180) ・同売買代金 28,497 (億円)・TOPIX 1703.41 (+16.07) ・同時価総額 546 (兆円)・東証2部 4042.09 (+14.85) ・値上がり 1295 ・日経JQ 2036.56 (+1.29) ・値下がり 341 26日の東京市場は反発。米国株高を受けて全面高となった。業種別では、鉄鋼、海運、倉庫運輸、非鉄金属、不動産などが値上り率上位。その一方で、その他金融、電気・ガス、保険、証券商品などが軟調に推移した。売買代金上位は、新日鉄、トヨタ、みずほ、キヤノン、ホンダ、三菱UFJなど。 米国株高を好感する形で、幅広い銘柄に買いが入った。日経平均は朝高後に弱含む場面もみられたが、後場上げ幅を拡大した。東証1部の値上がり銘柄数は1295(全体の74.8%)、33業種中28業種が上昇するなど、ほぼ全面高となった。資源関連、不動産関連などが騰勢を強める一方、業績低迷の金融関連が総じて軟調となった。新興市場では、ジャスダック平均は12営業日ぶりに反発した。 前日急落した反動に加え、NYダウが史上初の13000ドル乗せしたことで、自律反発機運が高まったようだ。日経平均が17500円目前で失速、終値ベースで25日移動平均(17446円)回復ならずと、物足りない部分もあった。ただ、朝高後に伸び悩むという重苦しい空気が漂う中、後場騰勢を強めたことは投資家心理を好転させたと思われる。業種別騰落率上位には、好業績が期待される業種が並んだ。鉄鋼はJFEの決算を受けて同業他社にも買いが波及、不動産関連はREIT指数が史上初の2500を付けたことが刺激になったようだ。その一方で、プロミスの大幅な下方修正を受けて消費者金融、ノンバンクが急落。金融セクター全般が軟調となるなど明暗が分かれた。主力企業の決算発表が相次いでいるが、今期見通しは概ね保守的でコンセンサスを下回る銘柄が多い。ただ、減価償却費の計上で見かけ上、利益押し下げとなっている銘柄も多数散見されるだけに、数値のみを鵜呑みにするのは問題なのかもしれない。明日は3月期決算発表の1次ピーク、CPI、鉱工業生産などの各種統計、日銀の展望リポート、副総裁の会見など材料が豊富。ただ、GW前ということで様子見ムードが広がるかもしれない。新興市場動向 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――JASDAQ平均 2,036.56 +1.29 値上がり 値下がり 変わらず 値付き率J-STOCK INDEX 1,691.87 +15.33 367社 293社 122社 85.7%マザーズ指数 915.22 +2.50 92社 83社 13社 100.0%ヘラクレス指数 1,511.34 -9.54 61社 87社 13社 98.4%====================================================================== 26日の新興市場では、日経ジャスダック平均が12日ぶりに反発、マザーズ指数も反発となったが、ヘラクレス指数は続落。米国株高を背景に日経平均株価が大きく上昇したことから買い安心感が膨らみ、新興3指数は揃って買い先行スタート。ヘラクレス指数は寄り付き後間もなく下落、ジャスダック平均も前場中頃に下げに転じるなど、全体相場が後場に騰勢を強める動きに反するように、じりじりと上げ幅縮小や値を下げた。 ジャスダック市場では、楽天やニューフレア、Eトレ、エイチアイ、インデックス、オプト、ジーダット、メイコーなどが下落。データ・アプリやAQインタ、サハダイヤ、フルヤ金属など売買代金上位銘柄で上昇したものは限定的。上方修正が好感されたACCAは後場一段高に。 マザーズ市場では、ケアネットとアイティメディアの直近IPO銘柄が大幅高。ただ、ACCESSやDeNA、アクロディア、ネットエイジ、Vコマースなど主力銘柄は軟調なものが目につく。サイバーAやUSJ、Vテク、CCI、シニアコミュ、GCAなどが堅調に推移したが、アルデプロやアプリックス、フリービット、ゲームオン、新華Fなどはさえない。 ヘラクレス市場では、ASSETやレイコフ、ODK、日本通信、ダブルクリックなどが買われたが、ネクストジェンやウェブドゥ、大証、アマガサ、アイフリーク、ワールド・ロジなどが売られるなど、売り優勢が目立つ。≪NY株式相場はダウが史上初めて1万3000ドルを突破≫□ダウ平均 :13089.89(△135.95)□ナスダック : 2547.89(△ 23.35)□日経225先物 :17495.00 (△215:大証比)□為 替 : 118.65-75□金価格 : 687.40(▼0.30)□WTI原油先物(期近): 65.84 (△1.26)□売り :3680万株□買い :3220万株□売越し: 460万株市場では、「ホンダの株高に見られるように今期慎重見通しを織り込んできた感じだ。決算を確認しつつ、上ブレ期待が芽生えてくるのではないか」(準大手証券)、「決算、経済指標、ゴールデンウイークを控え、メジャープレーヤーは様子見。基本的には1万7500円プラス・マイナスの世界で200~300円ブレると戻す方向に入る」(中堅証券<値上がり>No 銘柄 現在値 前日比 1 6345 アイチコー 1,264 200 2 2372 アイロムホ 16,370 2,000 3 8841 テーオーシ 983 100 4 6755 富士通ゼネ 259 26 5 3104 富士紡ホー 232 22 6 6379 新興プラン 1,175 107 7 5471 大同特殊鋼 704 64 8 1926 ライト工業 390 33 9 6860 サンクス 1,010 8410 2215 第一屋製パン 171 14<値下がり>No 銘柄 現在値 前日比 1 8574 プロミス 3,660 -450 2 8515 アイフル 2,965 -335 3 8572 アコム 4,480 -360 4 8586 日立キャピ 2,045 -155 5 8568 シンキ 273 -18 6 8567 クレディア 442 -26 7 8564 武富士 4,060 -230 8 4684 オービック 22,740 -1,230 9 7558 トーメンエ 1,844 -9810 8570 イオンクレ 2,000 -1055411 JFEHD 6720 +280決算発表後は一段高。前期経常利益は5135億円、前期比微減益となったものの、従来計画の5000億円は上回った。今期見通しは5200億円の計画で増益に転じる見込みへ。今期中間配当金も60円としている。先に観測報道された内容どおりでインパクトは乏しいものの、全体株高の好地合いの中、より買い安心感を強めさせる形に。8841 テーオーシー 983 +100ストップ高比例配分。ダヴィンチによるTOB提案が買い材料視されている。同社はMBOを予定しているが、買い付け価格800円は低いとしており、経営陣の賛同を条件とするものの、1100円でのTOBを実施する意向としている。5801 古河電工 727 +34強い動きが目立つ。コーニングの第1四半期決算内容が買い材料視されている。通信関連売上は前四半期比で9%増、税引後利益も大幅な改善をみているもよう。米国市場における光ファイバー需要の拡大が想定される展開、同社などへのメリット寄与が期待される状況に。7267 ホンダ 4060 +70堅調。前日決算発表、今期の営業10%減益見通しなどが警戒されたものの、それほど悪材料視される形にはなっていない。為替の前提を除けば、ほぼ前期並みの見通しとなっており、上ぶれ余地を残した慎重な業績予想との見方になっているようだ。ここまで警戒感が強まっていたことも、本日の底堅さの背景と考えられる。6345 アイチコーポ 1264 +200ストップ高比例配分。昨日発表した決算内容が評価材料となっている。前期経常利益は120億円で前期比69%増益、従来計画110億円を上ぶれている。また、今期見通しは135億円で同12%増、2ケタ増益基調が続く見通しとなっている。想定以上の好決算をストレートに評価する動きが集まっている。8574 プロミス 3660 -450大幅安。前日に業績予想の下方修正を発表、ネガティブサプライズと受け止められている。経常損益は従来見通し257億円の黒字予想から2016億円の赤字に下方修正へ。利息返還関連費用の引当が減額修正の背景だが、その水準は想定以上に大きかったとの見方。他の消費者金融も一斉に連れ安する展開へ。6857 アドテスト 5340 -190売り優勢。前日決算発表、実績営業利益は前期比12%減益、今期は同6%増益見通しとしている。実績、見通しともにコンセンサス数字を大きく下回っており、決算数字にはネガティブなイメージが強い。三菱UFJでは投資判断を「2」から「3」に格下げへ。ただ、DRAMテスタの受注回復などを評価する声も多い模様であり、ドイツなど投資判断格上げの動きも。・米国経済、緩やかな拡大続く 米地区連銀経済報告・中国、CO2抑制へ数値目標 GDP原単位当たり4割削減・ソニー、今秋メドに金融子会社上場 調達3000億円規模・三菱UFJ証券の米法人、前CEOが無資格経営 意図的隠ぺいか・外国企業による買収、届け出対象に6業種追加 経産省・集団的自衛権、新たな憲法解釈検討 首相、法制局に指示・電子マネー保有、6割増の5700万人に 3月末累計・ホンダ、前期営業益17%増――今期は慎重予想(日経)・英保険大手、日本で不動産投資――三菱UFJ信託が助言・りそな、優先株3500億円 メリル子会社6月引き受け・化学・鉄鋼・セメントなどの業界、新興国へ省エネ技術の移転加速・ペンタックスの筆頭株主、前社長らの取締役選任を株主提案・ダヴィンチ、テーオーシーにTOB提案――MBO価格に不満・TBS社長「楽天の狙い具体的でない」 楽天、説明サイト設置・東芝、HD―DVD再生機の今年度販売計画を300万台に・三菱商事、病院向けコンサル強化 システム開発会社に出資・シャープ、前期営業益14%増加 液晶テレビ販売1.5倍・シャープ、液晶パネル新工場概要「今年夏までに」 社長表明・日立マクセル、液晶TV用フィルムの生産能力を5倍に・スーパー29社、食品配送箱を統一 ダンボールを削減・住友化の前期、経常益10%増 医薬品事業が拡大・住友商、低品質の石炭を高品質化する事業で米社と提携・エプソン、今年度の設備投資2割増――900億円程度・東スタイル、積極投資へ ファッション分野M&A、海外160店に・日電産の前期、営業益20%増 各種モーター好調・アドテスト、前期純利益14%減――実質増配・CSKHD、前期経常益308億円――下方修正・リコー、初の純利益1000億円超 前期、カラー複合機が好調・プロミス、前期最終赤字3783億円 従来予想は1541億円の赤字・千趣会、結婚式場運営に参入――低価格の式場開業・三菱商、病院向け経営コンサル事業強化――システム開発会社に出資・新日鉄、亜鉛めっき鋼板を実質値上げ・岡谷鋼機、加ト吉の循環取引に関与――前期売上高を訂正・中外薬のタミフル、服用後の異常行動新たに59人・新規公開 アジア・メディア 公開価格640円 ジェーソン 公開価格360円