29日の日経平均 18138.36(+206.09)・東1部売買高 17.39 (億株)
<日経平均>18,138.36 △206.09 <東証一部>出来高 17億3,879万株値上がり銘柄数 1,218値下がり銘柄数 383<為替>123.35 △0.28 日経平均は高値圏で推移し、大幅高 昼の市場外取引は金額は小さく、買いがやや優勢と伝えられましたが、市場への影響はほとんど見られず、日経平均の後場寄りは前引けとほぼ変わらずとなりました。後場寄り直後は上げ幅を縮小しましたが、下値ではしっかりと押し目買いなどが入り、先物へのまとまった買いを受けて一段高となりました。ただ、上値の重さが確認されると戻り売りなどもかさんで上げ幅を縮小しました。 売り一巡感のあった海運株、電力・ガス株、商社株などが堅調となるなど、主力銘柄は値を上げるものが目立ちましたが、保険株が戻り売りなどに押されてさえない動きとなりました。小型銘柄は高安まちまちながら、一角では値動きの良い銘柄も散見され、東証2部株指数、日経ジャスダック平均は後場に入って一段高、東証マザーズ指数は小幅安となりました。 日経平均は18,000円を回復してきました。第1四半期が終わり、企業業績の動向が注目されますが、個別には好業績が素直に好感される感じです。戻り売りなどをこなしながら、終値ベースの年初来高値(18,240円30銭)を更新するような動きとなるかどうかが注目されます。新興市場動向 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――JASDAQ平均 2,112.65 +14.44 値上がり 値下がり 変わらず 値付き率J-STOCK INDEX 1,692.65 +2.30 364社 277社 118社 85.2%マザーズ指数 915.38 -1.97 47社 132社 14社 99.4%ヘラクレス指数 1,484.14 +7.53 76社 68社 16社 96.5%≪NY株式相場はFOMC声明好感も、金利高や原油高などが上値を抑えた≫□ダウ平均 :13422.28(▼ 5.45)□ナスダック : 2608.37(△ 3.02)□日経225先物 :17990 (△20:大証比)□為 替 : 123.10-20□金価格 : 650.40(△5.60)□WTI原油先物(期近): 69.57 (△0.60)□売り :2890万株□買い :3350万株□買越し: 460万株市場では、「外国人投資家に買い意欲が出始め、先高感につながっている。6月調査の日銀短観の内容にもよるが、設備投資に力強さが確認されれば、来週にも高値挑戦のチャンスがある」(準大手証券)、「来週は日銀短観(7月2日)を通過すると、米独立記念日(現地7月4日)があり、前半は焦点ボケの展開になるのではないか。依然ボリュームは伴っておらず、選別物色の色彩が強まるだろう」(米系証券値上がり率上位10社No.コード 社名 現値 前比率 1 8025 ツカモトコーポ 250 11.61% 2 9130 共栄タンカー 531 11.32% 3 8956 プレミア投資 1190000 11.21% 4 9123 太平洋海運 397 9.97% 5 6875 メガチップス 2335 7.85% 6 2131 アコーディアG 119000 7.21% 7 7518 ネットワン 136000 7.09% 8 9448 インボイス 5590 6.88% 9 9375 近鉄エクス 4180 6.63%10 2466 パシフィックG 113000 6.60%値下がり率上位10社No.コード 社名 現値 前比率 1 8585 オリコ 204 -8.93% 2 4723 グッドウィル 42400 -5.15% 3 2501 サッポロHD 783 -4.74% 4 6453 シルバー精工 61 -4.69% 5 2775 日本レストラン 3850 -4.47% 6 4098 チタン工業 258 -4.44% 7 1967 ヤマト 420 -3.45% 8 9952 ドトール 2290 -3.38% 9 3234 森ヒルズリート 1210000 -3.20%10 7445 ライトオン 2000 -3.15%タカタ (7312) 4,300円 △220 円 :100株単位 業績の上ブレが期待出来るとして、外資系証券が新規に「BUY」で投資判断を始め、大幅高となりました。 近鉄エクス (9375) 4,180円 △260 円 :100株単位 世界の航空貨物市場拡大から、外資系証券が新規に投資判断を始め、目標株価が現値を大きく上回っていたことで大幅高となりました。 オリコ (8585) 204円 ▼20 円 :500株単位 2007年3月期の有価証券報告書で債務超過だったことを理由に東京証券取引所と大阪証券取引所は、オリコを8月1日に東証2部に指定替えすると発表したことから、大幅安となりました。 メガチップス (6875) 2,335円 △170 円 :100株単位 携帯機器向け地上デジタル放送「ワンセグ」を受信するための最小のLSIを開発したと報じられたことから、大幅高となりました。 東 芝 (6502) 1,075円 △40 円 フラッシュメモリーの平均単価が高止まりし、需給が拡大するとの見通しから、外資系証券が投資判断を引き上げ、年初来高値を更新しました。 オリコン (4800) 72,300円 △5,000 円 :1株単位 ヤフー(4689)がオリコンと資本・業務提携し、ヤフーはオリコン子会社を持ち分法適用会社とし、ネットサービスの利用者に付与するIDとパスワードを共通化すると報じられたことから、大幅高となりました。 昨日の日経平均株価は5日ぶりに反発。17960円~17893円と上下70円弱の狭いレンジでの取引だった。また、前日のザラバの範囲内に含まれ、はらみ足となった。そのため、6月20日高値18297円からの短期下落トレンドには変化はない。昨日の安値を下回ると一昨日の安値17848円が最初の下値の節目。なお、マド埋めのポイントとなる13日高値17781円は注目される下値のめどである。一方、昨日の高値である17960円を上回ると、18000円の大台乗せにトライする可能性が強い。そして、26日の安値18008円からのマドを埋めると、27日の安値17848円が目先では底値になり、新たな短期上昇トレンドを形成することになりそうだ。・1―3月期の米GDP確定値0.7%増 上方修正に・NY原油、一時1バレル70.52ドルと10カ月ぶり高値・国有地売却、用途も審査の新方式導入へ 財務省方針・ブルドックの買収防衛策を容認 東京地裁仮処分決定・宮沢喜一元首相が死去、87歳 保守本流、護憲貫く・年金法案、参院厚生労働委が可決 きょうにも成立・FTA、輸出手続き簡素化 原産地証明、企業も発行可に・緒方元公安庁長官を逮捕 朝鮮総連本部詐取の疑い・生保の不払い調査が難航 月内完了メド立たず・TBS、エーザイなどと株持ち合い強化・ビクター、自動車用オーディオの国内販売から撤退・富士通・日立など情報大手8社、システム開発の手順統一・石播と三菱重工、欧州で車用過給器増産 環境規制に対応・ビール大手、食品事業強化 キリン、調味料の新工場など・NTT三浦新社長会見、国際事業への投資再び積極化・日本M&Aセンター、日・タイ間買収仲介 現地銀と提携・昭和シェルと住商、LPG事業統合 業界再編加速・石化コンビナート、副産物からガソリン生産 出光など ・セブン&アイの3―5月、営業益6%増 コンビニ順調・一パンの今期、最終赤字24億円に――米飯事業撤退で特損・フジテレビの今期、純利益7%増――米子会社売却で特別益・ニトリの3―5月期、純利益32%増――家具販売など好調・OMCカードの3―5月期、経常益28%減――引当金の積み増し響く・再生トイレ紙再値上げ――来月分から、古紙高騰で・重油、アジアで最高値――需給引き締まり映す・オリコ、東証・大証が2部に指定替え・コムスン譲渡先、選定は8月以降・グッドウィル給与天引き――労組が集団訴訟へ・新規公開 アイル 公開価格25.5万円 エヌ・ピー・シー 公開価格3,200円