30日の日経平均 16651.01(-47.07)・東1部売買高 23.00 (億株)
<日経平均>16,651.01 ▼47.07 <東証一部>出来高 23億0,023万株値上がり銘柄数 857値下がり銘柄数 761<為替>114.52 △0.34 後場下げ幅広げるが出遅れ銘柄中心に買い戻し 16,600円台保つ 昼の市場外取引は金額もそこそこ多く、売り買いに偏りはないと伝えられましたが、後場の日経平均は前引けからやや値を上げて寄り付いた後、下げ幅を広げる展開となりました。一時16,500円を割り込むところまで売り込まれましたが、その水準では押し目買いなどが入って切り返し下げ幅を縮小、戻りきらなかったものの16,600円台半ばで取引を終えました。 昨日大きく値を伸ばした好業績銘柄とされる海運株や非鉄株、鉄鋼株などが利益確定売りなどで軟調となったほか、個別に材料のあった薬品株が大幅下落となり指数を押し下げました。一方で予想より好調な業績が発表された不動産株が終始堅調となり、銀行・証券株も売られすぎの反動から続伸、また住宅関連株も出遅れ感から買戻しが入り大きく値を上げました。小型株はまちまちの展開となり、東証2部株指数は小幅高となったものの、日経ジャスダック平均は小幅反落、東証マザーズ指数は軟調となりました。 目先筋の利益確定売りや戻り売りに押される展開でしたが、売り一巡後には出遅れ感の強い銘柄中心に買い戻しが入り下げ幅を縮めました。米FOMC(公開市場委員会)や日銀の金融政策決定会合を控えていることで、予想通りの好調な決算でも織り込み済みなどの理由から逆に売られてしまったようです。軟調な相場となりましたが日経平均は16,600円の水準をしっかりと保っており、底堅さは健在と見られます。金利動向などがはっきりとしてくれば、売られすぎた銘柄から買い戻しなどの動きも期待できるのではないでしょうか。≪NY株式相場は利下げ期待などを手掛かりに買いが優勢≫□ダウ平均 :13870.26(△63.56)□ナスダック : 2817.44(△13.25)□日経225先物 :16755 (△25:大証比)□為 替 : 114.60-70□金価格 : 792.60(△5.10)□WTI原油先物(期近): 93.53 (△1.67)□売り :3940万株□買い :3620万株□売越し: 320万株【値上がり率上位】No コード 銘柄名 終値 前日比 前日比率1 1872 アゼル 309 60 24.10%2 1722 ミサワホーム 1,199 179 17.55%3 8415 紀陽HD 180 25 16.13%4 7238 曙ブレーキ 777 100 14.77%5 8840 大京 404 52 14.77%6 4295 フェイス 16,270 2,000 14.02%7 1808 長谷工 285 34 13.55%8 1925 大和ハウス 1,691 200 13.41%9 1941 中電工 2,345 275 13.29%10 4204 積水化学 841 96 12.89%【値下がり率上位】No コード 銘柄名 終値 前日比 前日比率1 6839 船井電機 4,590 -970 -17.45%2 4569 キョーリン 1,302 -230 -15.01%3 5726 大阪チタ 10,000 -1,420 -12.43%4 4502 武田薬品 7,060 -1,000 -12.41%5 2206 江崎グリコ 1,146 -138 -10.75%6 4555 沢井製薬 2,990 -310 -9.39%7 6938 双信電機 787 -73 -8.49%8 8255 原信ナルス 1,195 -110 -8.43%9 5821 平河ヒュー 1,787 -154 -7.93%10 8252 丸井 1,221 -105 -7.92%ラウンドワン (4680) 265,000円 △3,000 円 :1株単位 新規出店の安定化と収益性上昇を評価し、外資系証券が新規に投資判断を始め、堅調となりました。 グリコ (2206) 1,146円 ▼138 円 売り上げ原価率の上昇や広告費の増加が影響し、2008年3月期決算が減益になる見通しだと発表し、外資系証券が投資判断を引き下げ、大幅安となりました。 CTC (4739) 4,230円 ▼280 円 :100株単位 前年同期に通信業界向けのサーバー販売が多かった反動や、製品販売などが一部下期にずれたことなども響き、2007年9月中間期決算が減益となり、国内証券が大幅に投資判断を引き下げ、大幅安となりました。 日立ソフト (9694) 2,155円 △239 円 :100株単位 売り上げ拡大や原価低減によるシステム開発の利益率を改善し、2008年3月期決算を上方修正したことから、好感した買いが入り大幅高となりました。 武 田 (4502) 7,060円 ▼1,000 円 :100株単位 欧米で臨床試験を進めていた高脂血症治療薬について、米食品医薬品局(FDA)から追加試験を求められたことを発表したことから、国際展開を期待できる治療薬の開発スケジュールが遅れることを嫌気した売りが入りストップ安となりました。 曙ブレーキ (7238) 777円 △100 円 :100株単位 2008年3月期決算が増益となり、収益回復を好感した買いが入りストップ高となりました。 市場では、「連騰の反動で一服やむなし。決算発表の本格化、FOMC(米連邦公開市場委員会)控えで買いが入り難い。ただ、決算で業績内容の良さが確認されれば、堅調な米国株との連動性を強めていくだろう」(東洋証券・NY原油、4日続伸で最高値更新――NY金は5日続伸・温暖化ガス、米中印で世界の半分 10年代半ば、IEA年報・米、追加利下げの公算――きょうからFOMC・福田首相と小沢氏、きょう会談 給油新法案への対応協議・守屋前次官、倫理法違反を認識 ゴルフ接待200回・ガソリン最高値更新へ 新日石、卸値6円上げ 11月出荷分・景気一致指数、50%超9月も維持へ 先行指数は50%割れ・法人申告所得57兆円16年ぶり最高 今年6月までの1年間・世銀グループ、日本に6千億円出資要請 最貧国支援で来年増資・証券18社の9月中間、11社が増収増益 投信販売増が下支え・キリンHD社長、医薬拡大さらにM&Aも・武田、次期主力薬の新薬承認申請大幅遅れに・NOVA、6月時点で債務超過か 解約払戻金、不適切処理の疑い・ドラッグ店、郊外展開急ぐ マツキヨ、新たに専門部署・スズキ、インドに2千億円追加投資 開発拠点など新設・エルピーダ、携帯機器用DRAM動作パソコン並み高速に・トヨタ生産、GM上回る 1―9月、4.3%増の699万台・キヤノン、グループ情報システムを構築 2010年までに・富士通ゼネラル、中国・無錫にビル用マルチエアコンの新工場 ・日航、貨物の太平洋路線を半減 08年度の黒字化めざす・富士重・ダイハツ提携、中型車と軽・小型車を相互供給へ・松下電工、省エネ型の照明拡販・CO2の排出削減・日本サーボ、ベトナムにモーターの新工場新設・日立マクセル、リチウム電池の生産能力を5割増強・日精化、米系ファンドMEBO提案拒否――きょうにも公表・SBI、保険参入へ体制整備――ベンチャーに相次ぎ出資・住友信の9月中間、純利益41%減・東芝の08年3月期、純利益31%増――半導体好調・ビクターの9月中間、最終赤字420億円に――早期退職で特損・郵船の9月中間、経常益最高に――年配当24円に増額・住友不の9月中間、営業益25%増――分譲マンションけん引・新日石の08年3月期、経常益41%増――在庫評価益増える・住友鉱の9月中間、経常益44%増――非鉄高騰追い風・ホリプロの08年3月期、営業益20億円――減益幅予想より縮小・日ガスの9月中間、経常益81%減・三菱電の9月中間、営業益1291億円――過去最高に・日本瓦斯、経常利益81%減・9月中間・船井電機の9月中間、最終赤字43億円・日産、インドで商用車合弁・570億円投資、10年から生産・王子紙、包装用紙値上げ――1月から15%以上、原燃料上昇で・王子製紙、中国の新会社設立・黒字化は13年度にずれ込み・丸紅、排出権取得に向け未批准国と連携・カザフで事業開発・携帯コンテンツのザッパラス、衣料品などのサルースと業務提携・楽天、50万円まで全額補償・「楽天市場」トラブルに対応・JT、「高リン血症」薬など医薬品の開発強化・新規公開 駐車場綜合研究所 公開価格27,000円