19日の日経平均 14130.17(-322.65)・東1部売買高 21.25 (億株)
マーケット概況―――――――――――――――――――――――――――――――――――・日経平均 14130.17(-322.65)・東1部売買高 21.25 (億株)・同先物 14140 (-300) ・同売買代金 21,737 (億円)・TOPIX 1375.6 (-34.04) ・同時価総額 440 (兆円)・東証2部 2961.5 (-21.16) ・値上がり 165 ・日経JQ 1520.18 (-6.03) ・値下がり 1495====================================================================== 19日の東京市場は大幅反落。外部環境の悪化を受けてほぼ全面安となった。米国株安を受けて、朝方の東京市場は売り先行。日経平均は小安く寄り付いた後も下げ止まりの気配はなく、アジア株安も重なり先物主導で下げ幅を拡大。一時400円近く下落し、25日移動平均を割り込んだ。 日経平均採用銘柄のうち209銘柄(92.3%)が下落、TOPIXコア30では任天堂を除く29銘柄(96.7%)が下落するなど、時価総額上位の主力株が総崩れとなったことがうかがえる。電池関連など材料株が連日で賑わっているが、その象徴的な存在であるGSユアサが上髭をつけての陰線となっているだけに、明日以降、材料株物色も停滞する可能性を否定できない。 米国市場はスタグフレーション懸念、金融不安から調整色を強め、NYダウが3月17日以来の安値まで沈んだ。また、中国株は前日の上昇分を帳消しにする急落で1年4ヵ月ぶりの安値になるなど、世界同時株安の様相を呈している。これに対して、日経平均は年初来安値から20%強も高く、年初来高値さえも視野に入る水準。しかし、今後上昇するためには積極的に買い進む投資家(アウトパフォームに変更する投資家)の存在が不可欠だが、ファンダメンタルズ面に裏付けがないだけに厳しいと思われる。相対的に強い日本株は下げ余地も大きいだけに、今後も外部環境の悪化が続けば日本株も世界同時株安の渦に巻き込まれる可能性も否定できない。新興市場動向 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず日経ジャスダック平均 1520.18 -6.03 2729万株 169社 363社 128社マザーズ指数 605.76 -16.02 614万株 34社 142社 16社ヘラクレス指数 998.36 -17.99 123万株 37社 112社 14社====================================================================== 19日の新興市場は、日経ジャスダック平均は5日ぶりに反落、マザーズ指数は反落、ヘラクレス指数は4日ぶりに反落。米国株安を受けて、東京市場は売り優勢スタート。新興3指数は足元堅調な動きを見せていたが、軟調な地合いに連れ安する形で上昇一服となった。 ジャスダック市場では、楽天やEトレード、ビックカメラ、プロデュース、インテリ、セブン銀などが下落。WiMAX事業を正式廃止したYOZANは一時ストップ安まで売り込まれた。太陽電池関連で人気化しているフェローテックやエス・イー・エス、ニューフレア、ワークスAP、フィールズなどが上昇した。 マザーズ市場では、サイバーAやアルデプロ、日本風力開発、ACCESS、アクロディア、ミクシィ、ngi、フリービットなどが軟調。PワークスやNPC、エス・エム・エス、ザッパラス、LTTバイオなどには買いが入った。 ヘラクレス市場では、ゼンテックやダヴィンチ、日本通信、マネパ、大証の売買代金上位銘柄が揃って売られ、テックファームやぐるなび、ガンホー、ASSETなども値を下げた。一方、ビットアイルやCFI、地域新聞社、オープンIFなどは高い。≪NY株式相場はフェデックスの決算嫌気、ダウ一時1万2000ドル割れ≫□ダウ平均 :12029.06(▼131.24)□ナスダック : 2429.71(▼ 28.02)□日経225先物:14285 (▼155:大証比)□為 替 : 107.80-90□金価格 : 893.50(△6.60)□WTI原油先物: 136.68(△2.67)□売り :1900万株□買い :3010万株□買越し:1110万株市場では、「平均株価は大幅安となったが、良いおしめり。材料株が連日のように値を飛ばしているところを見ると、個人投資家の手元資金は回転が利いているうえ、潤い始めているのだろう。あす設定の『ダイワ割安株チャンス2008』に対する期待感もある。ただ、指数のブレが大きくなっており、波乱含みの展開は続きそうだ」(準大手証券<値上がり>No 銘柄 現在値 前日比1 5807 東京特殊電線 194 502 5998 アドバネクス 242 503 5815 沖電線 241 464 4003 コ-プケミカル 257 425 4031 片倉チツカリン 427 576 1412 チャイナボー 115,000 14,0007 6974 日本インター 349 408 6934 新神戸電機 1,173 1289 6937 古河電池 1,561 16210 6621 高岳製作所 186 19<値下がり>No 銘柄 現在値 前日比1 1871 ピーエス三菱 411 -1002 7968 田崎真珠 222 -323 8934 サンフロ不動 84,500 -10,0004 8111 ゴ-ルドウイン 325 -385 8882 ゼファー 32,350 -3,3006 4687 DDC 805 -757 1824 前田建設 367 -328 3605 サンエー 1,592 -1319 8918 ランド 34,600 -2,80010 2286 林兼産業 130 -10円安一服、米国景気低迷で輸出関連銘柄が軟調、金融不安もあって金融株は大幅下落Jフロント (3086) 580円 ▼18 円 5月の大型連休商戦は好調だったものの、中旬以降の天候不順などで衣料品が振るわず、5月の連結売上高が前年同月比減となり、第一四半期の累計でも前期比減となったことから大幅安となりました。 三菱UFJ (8306) 1,038円 ▼39 円 :100株単位 米地銀の減配などの話題から18日の米国市場で金融株が大きく下落、米国で金融不安が根強く残っていることが嫌気され、大幅安となりました。 コープケミ (4003) 257円 △42 円 同社の販売先である全国農業協同組合連合会(JA全農)が、主な肥料の販売価格を値上げする方向と一般紙が伝えたことから、リン、カリウムの高騰を価格転嫁できるとの期待が集まり、大幅高となりました。 井関農 (6310) 310円 △6 円 世界的な食料難や食品の質が問われる中、セブン&アイ・ホールディングスの農業参入が報じられるなど、日本国内での生産が活発化するとの見方から買いが入り、堅調となりました。 トヨタ (7203) 5,490円 ▼180 円 :100株単位 米国市場が燃料高などの影響で下落するなか、燃料消費量の多さから販売の落ち込みが目立つ大型車の生産を一時調整すると伝えられ、業績不透明感から大幅安となりました。 三洋電 (6764) 280円 △9 円 約1000回充電して利用できるニッケル水素充電池の生産を増やし、欧州向けにも輸出を拡大すると伝えられ、売上増を期待した買いが入り、堅調となりました。 ・米証券大手3社の3―5月、サブプライム損失5800億円 ・情報通信関連企業、国際通信インフラ拡充 海底ケーブル増強・日中、ガス田開発合意 中間線またぐ北部海域に共同開発区域・厚労省、医師数抑制を転換 医学部定員増や女医の積極活用・外国人株保有比率、5年ぶりに低下 昨年度27.6%・証券化商品、リスク把握容易に 日証協が統一ルール原案・休漁の動き広がる イカ釣り船、全国3000隻に・セブン&アイ、農業参入 10ヵ所に生産法人を新設・国際通信インフラ拡充――KDDIなど海底ケーブルを増強・味の素、CO2排出量を商品に表示 イオンなどと協力し算出・トヨタ、米で1万台強減産 大型車3工場、休業日増やす・三洋、乾電池型の充電池を年産5000万個に倍増・双日、中国にポテトチップス材料工場 大型農場と契約・日本郵政、婚礼事業をワタベに譲渡 メルパルク全施設で・キッコーマン、理研ビタミンへの出資拡大 筆頭株主に・資生堂、「ザ・ギンザ」衣料品販売から撤退 構造改革加速 ・りそなHD、国保有の普通株約500億円を第一生命に売却と発表・KNTの6月中間、最終赤字50億円 原油高・四川大地震響く・5月の百貨店売上高、2.7%減 夏物衣料など苦戦・日本製半導体製造装置、5月BBレシオが2カ月連続上昇・韓国LG、日本でLED照明事業 7月、法人向けに進出・エフェクター細胞研究所、6億円を09年5月期の特損に計上・森精機、100億円上限の自社株取得枠を設定・荏原、今期特別益7億8700万円、早期退職応募者が計画下回る・田崎真珠の4月中間、最終赤字26億円・船井電、米に液晶テレビ販社を設立 フィリップスブランド・日本水産、インドネシアでエビ増産 養殖池の水質浄化・栄研化学、生培地の生産能力7割増 主力工場に新ライン・トランスコスモス、中国でデータ入力代行事業を強化・エーザイ、株持ち合いを開示――上場企業で異例・昭ゴム、社外監査役が取締役の責任追及訴訟を提起・三井物、純現金収入が2009年3月期も黒字――自社株買いに前向き姿勢・ヤクルト、2011年3月期にもROEを10%に 自社株買いも視野・原油タンカーのスポット運賃上昇――アジア需要が堅調・石化製品、上げ幅拡大――住友化などナフサ急騰に対応・鉄スクラップ、東阪で一段高 高炉主導で高値が続く可能性・経産省、鉄鋼データ捏造問題で不二越や大同特鋼ら4社注意・全農、肥料の販売価格を1.5―2倍程度値上げで最終調整・エイブルが賃貸物件で不当表示