24日の日経平均 8517.1 (-206.68)・東1部売買高 15.32 (億株)
マーケット概況―――――――――――――――――――――――――――――――――――・日経平均 8517.1 (-206.68)・東1部売買高 15.32 (億株)・同先物 8550 (-190) ・同売買代金 10,712 (億円)・TOPIX 826.99 (-21.73) ・同時価総額 268 (兆円)・東証2部 1903.22 (-11.18) ・値上がり 335 ・日経JQ 1062.66 (-10.12) ・値下がり 1280====================================================================== 24日の東京市場は反落。薄商いのなか利益確定売りに押された。外部環境の悪化を受けて、終日軟調に推移した。日経平均は一時250円近く下落したが、下値では押し目買いも入りやや下げ渋り。後場は8500円を挟んでのもみあいに終始した。 日経平均は大幅反落。東京市場が休場中に海外市場が軒並み安となったことで、主力株を中心に利益確定売りが膨らんだようだ。特に下げが目立ったのは、株券電子化に伴い年内最終売買日を迎えた銘柄群。NTT、三井住友、みずほ、りそななどが約5%の下落となった。直近堅調だったこと反動もあろうが、売買停止期間中の株価下落リスク回避を図った色彩が強いと思われる。 22日にトヨタが今09.3期業績見通しの大幅下方修正を発表。営業損益を従来予想の6000億円の黒字→1500億円の赤字に引き下げた。事前に営業赤字転落との観測もあったため、それ程のサプライズはなかったとみられるが、来期回復の展望が描きにくいだけ状況を勘案すると悪材料出尽くしと考えるのは危険だろう。ブリヂストン、デンソーなど自動車関連で下方修正が相次いでいるほか、年明けには鉄鋼大手がさらに減産に踏み切るとの見方もある。トヨタの急速な業績悪化に関して、世界各国も危惧新興市場動向 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず日経ジャスダック平均 1062.66 -10.12 3505万株 228社 374社 103社マザーズ指数 319.41 -9.13 1652万株 36社 149社 8社ヘラクレス総合指数 478.82 -7.53 214万株 49社 101社 11社====================================================================== 24日の新興市場は、日経ジャスダック平均とヘラクレス指数が5日続落、マザーズ指数が反落。全体相場の地合い悪化を受けて、新興市場も売り優勢で推移した。特に、マザーズ市場やヘラクレス市場では主力銘柄が軒並み軟調となった。 ジャスダック市場では、楽天やマクドナルド、J・TEC、JCOM、フェローテック、カルナバイオ、メッセージなどが上昇。自社株取得が好感されたミマキエンジは大引けにストップ高で値をつけた。セブン銀やペパボ、デジタルガレージ、フィールズ、ソーバル、ナカニシなどが下落した。 マザーズ市場では、グリーやサイバーA、Vテク、ngi、フルスピード、アプリックス、JDC信託などが買われたが、ACCESSやアクロディア、ミクシィ、NPC、フリービットなどが売られた。 ヘラクレス市場では、大証やマネパ、ダヴィンチ、アールテック、ぐるなび、ASSET、日本通信、ガンホーなどが安い。一方、ハドソンやエン・ジャパン、デジアド、VTHD、CFIなどが値を上げた。≪NY株式相場はダウが5日続落・GMが大幅安、住宅販売低迷も重し≫□ダウ平均 :8419.49(▼100.28)□ナスダック :1521.54(▼ 10.81)□日経225先物:8565 (▼175:大証比)□為 替 : 90.95-00□金価格 : 838.10(▼9.10)□WTI原油先物: 38.98(▼0.93)寄り付き前の外資系証券経由の注文状況は、2100万株の売りと1180万株の買いで差し引き920万株の売り越し値上がり> 1 4098 チタン工 +44.55% +45 146 2 5721 Sサイエンス +33.33% +1 4 3 5807 東特線 +24.32% +18 92 4 5974 中国工 +21.97% +20 111 5 7241 フタバ +20.86% +48 278 6 6793 山水電 +20.00% +1 6 7 5912 日本橋梁 +19.10% +34 212 8 1882 東亜道 +18.18% +22 143 9 3408 サカイオー +16.25% +13 93 10 4696 ワタベ +15.59% +168 1,245<値下がり> 1 8675 メリル -17.35% -210 1,000 2 6448 ブラザー -16.66% -100 500 3 5917 サクラダ -14.28% -1 6 4 6485 前澤給 -13.85% -200 1,244 5 8875 東栄住宅 -13.59% -28 178 6 5916 ハルテック -13.48% -12 77 7 8895 アーネスト -13.18% -29 191 8 6428 オーイズミ -12.72% -28 192 9 7223 関東自 -12.19% -143 1,030 10 4651 サニックス -11.59% -8 61業績の下方修正を受けて輸出関連が安く、金融株も利益確定売りなどに押され軟調ブリヂストン (5108) 1,225円 ▼61 円 :100株単位 タイヤ販売が米国・欧州市場で低迷、円高も響き、08年12月期通期連結業績予想を下方修正、大幅安となりました。 NTT (9432) 468,000円 ▼34,000 円 :1株単位 光ファイバー通信回線を使ったサービスを巡り、NTT東西地域子会社に対し総務省が行政指導に踏み切る方針を固めたと報じられたことから、業績への影響が懸念され大幅安となりました。 コナカ (7494) 249円 ▼21 円 :100株単位 子会社が国内金融機関と結んだデリバティブ(金融派生商品)契約で94億円の評価損が発生する見通しだと発表、大幅安となりました。 CI化成 (7909) 264円 △6 円 需要拡大が見込める太陽電池の基幹部を保護する封止材事業に参入すると報じられたことから、業績拡大を期待した買いが入り、堅調となりました。 船井電機 (6839) 1,556円 △104 円 :100株単位 オランダの電機大手フィリップスから北米のAV(音響・映像)家電事業をすべて譲り受けると報じられたことから、主力とする北米での競争力向上が期待され、大幅高となりました。 東 芝 (6502) 314円 ▼3 円 足元のNAND型フラッシュメモリーの市況が下げ止まっていることや、リチウムイオン電池の新工場を建設すると伝えられたことなどから買い先行で始まりましたが、地合いの悪さに押され上げ幅を縮小、軟調な引けとなりました。 後場に8500円台まで戻したあと、手掛かり材料難にもみ合いとなった。引けにかけてインデックス絡みの買いなどからやや下げ渋ったが、総じて上値の重い展開が続いた。「材料もないし、市場参加者が少ない。下値の堅さを意識した買いが支えているが、シェア6割が海外投資家といわれる東京市場で、クリスマス休暇を前に大きな動きは期待しにくい」(中堅証券・米住宅販売、底見えず 11月新築2.9%減、在庫高水準・世界のM&A、6年ぶり減 今年29%マイナス、戦略買収も減・中国、10月末の外貨準備高が減少 短期投機資金、流出観測・国際協力銀の融資範囲拡大、財務省 途上国ビジネスを支援・東芝、リチウムイオン電池の新工場 300億円で、産業機器用・トヨタ、生産体制を抜本見直し 来期設備投資、1兆円以下に・来年度予算、政府案きょう決定 麻生内閣、景気対策に軸足・社会保障に重点枠で775億円配分 来年度予算の政府案大枠・NTT東西に再び指導、総務省「光回線広告で誤解の恐れ」・投信運用40%マイナス、08年実績 新興国株タイプ下げ響く・国内の中堅買収ファンド、逆風下で新設 事業再編見込む・トヨタの格付け、米ムーディーズが格下げ方向で見直し・TDK、秋田工場中心に派遣1000人削減で電子部品の生産調整急ぐ・丸紅、モンゴルでウラン権益の交渉権獲得 日本企業で初取得へ・フィリップスの北米AV事業、船井電機が全面取得 販路活用・生活雑貨や外食店、都心で小型店の出店強化 良品計画など ・シーアイ化が太陽電池向け保護材に参入・Jパワーが米の火力発電所に出資・イオンのプライベートブランドの定価下げ――まず100品目、最大25%・船井電、フィリップスの北米AV事業を全面取得・第一三共、主力医薬品をランバクシーと新興国に投入・良品計画やワタミなど、出店戦略を小型にシフト・ソニー、国内銀との融資枠を3倍強の4750億円に・住友鉱が12年ぶりに銅を1割減産・旭化成、不織布の目の粗さ10分の1に セルロース繊維で作製・サンドラッグ、出店数を下方修正 期初計画から10店・トヨタ、世界販売「700万台でも利益」狙う 設備投資3割減に・富士通、非正規社員削減を400人に拡大 半導体部門・日本ガイシ、期間従業員を全員削減 小牧工場・春日電機、社長が辞任 不透明な取引で経営責任・ホクト、08年4―12月期の営業益28%増 国産キノコ好調・HISの08年10月期、純利益45%減 旅行需要の低迷など響く・富士エレクトロニクスの08年3―11月期、純利益1%増・川田工業の09年3月期、最終赤字2億円 ダイア建破綻で特損・三菱重工、仏アレバと原発燃料を共同生産 三菱商事も参加・コナカ子会社、デリバティブ取引で94億円の評価損・ブリヂストン、今期純利益91%減に タイヤ需要縮小、のれん減損も・トヨタ、需要に応じ全工場一斉停止 1300億円の収益改善目指す・トヨタ、営業赤字1500億円 09年3月期、販売不振と円高直撃・トヨタ、今期販売計画754万台に引き下げ 従来予想は824万台