9日の日経平均 10,578.57円
1月9日大引け10,578.57円前日比+70.51円出来高概算36億6,709万株ドル円相場1ドル= 87.47円長期国債先物価格= 143.43円 JGB10Y=0.825%(+0.005%)、JGB5Y=0.195%(-0.010%)、JGB20Y=1.780%(-0.015%)(15:00現在)本日の日経平均は3営業日ぶりに反発。米株安や円が86円台後半まで買い進まれた事を受け、朝方の日経平均は売り先行でスタート。ただ、寄り付き直後に日経平均は10,400円台を割り込んだものの、円が下落に転じると、日経平均は下げ幅を縮小しプラス圏まで浮上した。後場に入ってからも、先高期待から日経平均は上値追いの様相となり、10,600円台を回復した。大引けにかけては、やや利食い売りに押されたが、結局70円高の10,578円で本日の取引を終了した。物色面では、野村HDやトヨタなどの景気敏感株が朝安後プラス圏に浮上し、強い動きを見せたほか、東急不や菱地所などの不動産株も上昇した。また、緊急経済対策として「孫の教育資金非課税検討」が報じられたことから、学研HDやTACなどの関連銘柄がストップ高となり、上昇率上位を占める展開となった。半面、ファーストリテイやFマートなどディフェンシブ銘柄が甘い動きとなったほか、新基準に原発向け非常用冷却施設の設置が求められると報じられた事を受け、関西電など電力株の一角が軟調に推移した。値上がり銘柄は1,132、値下がり銘柄数は437◎ダウ工業株13328.85(─55.44)↓0.41%◎ナスダック_3091.81(─_7.00)↓0.23%◎NY原油先物__93.15(─_0.04)◎NY金先物1662.20(+15.90)◎寄付前の外資系動向売 1950万株買 1590万株差 _360万株の売り越し市場からは「思いのほか強い。円高一服が主力株の後押し材料になり、週末SQ(特別清算指数)算出に向けて先物での仕掛け買いの可能性もある。朝方の下落局面で押し目買いに動いた投資家は短時間で玉回転が利き出し、押し目買いの有効性を示した格好だ」(中堅証券)との声が聞かれた。◇ 東証第一部売買高上位銘柄 売買高(千株) 終値(円) 前日比(円)1 オリコ (8585) 235,227 400 -92 三住建設 (1821) 220,231 115 +123 みずほ (8411) 215,319 163 +24 野村 (8604) 144,984 500 +175 マツダ (7261) 131,470 177 +6◇ 東証第一部売買代金上位銘柄 売買代金(百万円) 終値(円) 前日比(円)1 オリコ (8585) 96,215 400 -92 アイフル (8515) 85,196 738 +33 野村 (8604) 70,790 500 +174 三菱UFJ (8306) 56,429 469 +75 トヨタ自 (7203) 49,302 4,165 +65◇ 東証第一部株価変動率上位銘柄[値上がり銘柄] 上昇率 終値(円)1 学研HD (9470) 33.76% 3172 TAC (4319) 33.33% 2003 東京個別 (4745) 29.59% 2194 秀英 (4678) 26.94% 3775 進学会 (9760) 26.76% 379[値下がり銘柄] 下落率 終値(円)1 マニー (7730) -5.40% 3,2402 ファミリーマート (8028) -4.24% 3,6103 アクリーティブ (8423) -3.80% 15,4403 ポケット C (8519) -3.80% 4815 ミニストップ (9946) -3.73% 1,4213382 7&I-HD 2,649 +47 反発 3-11月期純利益16%増で今期末増配。 8028 Fマート 3,610 -160 4日ぶりに反落 中食伸長などで3-11月期営業益3%増。 7453 良品計画 4,995 -55 反落 衣料好調で3-11月期営業益25%増。 9201 JAL 3,765 -15 反落 ボーイング機で燃料漏れも。 9602 東 宝 1,596 +70 大幅続伸 ヒット作による好決算受け株主還元策を強化。 2702 マクドナルド 2,289 -11 5日ぶりに反落 12月の既存店売上高は9カ月連続の前年割れ。 3325 ケンコーコム 135,100 +30,000 ストップ高 11日の判決を前に思惑買い続く。