30日の日経平均 14,502.35円
10月30日大引け14,502.35円前日比+176.37円出来高概算34億8,076万株ドル円相場1ドル=98.18円長期国債先物価格=145.12円JGB10Y=0.590%(-0.015%)JGB5Y=0.200%(±0.000%)JGB20Y=1.480%(-0.015%)(15:00現在)本日の日経平均は反発。欧米株式が上昇したことや円安が進行したことを好感、日経平均は6営業日ぶりに14,500円台を回復した。NYダウとS&P500が最高値を更新したことや対ドルで98円台まで円安が進行したことを好感し、朝方の日経平均は買い先行で始まった。買い一巡後は高値圏で一進一退の動きになったものの、海外年金とみられる資金が流入し、14,500円台を回復した。後場に入ると、円安進行が一服したこともあり、日経平均は伸び悩み、14,400円台後半で持ち合いの動きを強めた。しかし、引けにかけては値を戻す動きとなり、結局、日経平均は176円高の14,502円で本日の取引を終えた。売買代金も増加し、東証1部の売買代金は2兆7,213億円となった。物色面では、米量的緩和継続観測が強まったことから、三井不、住友不などの金利敏感株が高く、円安が進行したことを好感しトヨタ、ホンダといった自動車株が上昇したほか、前日に通期業績見通しを上方修正したオムロン、タダノが買われた。また、前日に業績発表を行った日立は通期業績の上方修正を発表しなかったものの、小確りと推移したたほか、良品計画が年初来高値を更新するなど内需株に高い銘柄が目立った。半面、前日に通期業績見通しを始めて発表したファナックが売られたほか、中間業績が市場予想に達しなかったアドバンテも安い。また、第3四半期の業績を発表し業績鈍化懸念がみられたガンホーがストップ安となり、コロプラやネットイヤーといったネット関連株が連れ安した。値上がり銘柄数は1,067、値下がり銘柄数は598◎ダウ工業株15680.35(+111.42)△0.72%◎ナスダック_3952.33(+_12.20)△0.31%◎NY原油先物__98.20(─0.48)◎NY金先物1345.50(─6.70)◎寄付前の外資系動向売 1500万株買 2250万株差 _750万株の買い越し市場からは「日経平均は『マド』をあけて5日、25日の両移動平均線を回復し、良い形ではあるが、先物の需給に振らされている面が強く、実需主導とは一線を画す。当面は決算にらみの個別株物色が主体であり、レンジ内相場が続くとみている」(準大手証券)との声が聞かれた。■東証1部売買代金上位(株価:円)トヨタ自動車:6370円(△100円)(△1.59%)ソフトバンク:7520円(△150円)(△2.04%)三井住友建設:135円(△3円)(△2.27%)日本電信電話:5130円(▼30円)(▼0.58%)ソニー:1910円(△18円)(△0.95%)ファナック:15780円(▼380円)(▼2.35%)本田技研工業:3965円(△50円)(△1.28%)野村HLDG:747円(△10円)(△1.36%)KDDI:5330円(△100円)(△1.91%)アイフル:482円(▼14円)(▼2.82%)■東証1部上昇率上位(株価:円)TAC:313円(△80円)(△34.33%)駒井ハルテック:330円(△61円)(△22.68%)エクセディ:2979円(△472円)(△18.83%)タダノ:1372円(△191円)(△16.17%)日本農薬:1221円(△116円)(△10.5%)三井製糖:345円(△25円)(△7.81%)大末建設:140円(△10円)(△7.69%)ピーエス三菱:532円(△36円)(△7.26%)能美防災:959円(△61円)(△6.79%)メディパルHLDG:1343円(△85円)(△6.76%)■東証1部下落率上位(株価:円)JASDAQ─TOP20上場:5000円(▼920円)(▼15.54%)アイロムHLDG:1210円(▼170円)(▼12.32%)アイスタイル:704円(▼95円)(▼11.89%)アクリーティブ:18110円(▼2240円)(▼11.01%)MonotaRO:2356円(▼274円)(▼10.42%)日本精線:439円(▼43円)(▼8.92%)日本軽金属HLDG:142円(▼12円)(▼7.79%)ナイガイ:83円(▼7円)(▼7.78%)ネオス:1535円(▼127円)(▼7.64%)日産車体:1645円(▼126円)(▼7.11%)6645 オムロン 3,830 +220 大幅続伸 全事業好調で今期営業益43%増に上方修正。 6723 ルネサス 594 +30 3日ぶり急反発 2Qは128億円の最終赤字 特損計上も「材料出尽くし」。 9115 明治海 443 +27 一時ストップ高 円安で通期の純利益予想を2倍強に増額 特別利益計上も。 6395 タダノ 1,372 +191 急反発 国内復興工事や海外向け需要増加で今期営業益76%増に上方修正。 3765 ガンホー 64,700 -15,000 ストップ安 パズドラ成熟し7~9月期営業益12%減 前四半期比。 3064 MonotaRO 2,356 -274 大幅続落 中小製造業の需要回復せず今期営業益29%増に引き下げ。 6857 アドバンテ 1,177 -90 大幅続落 スマホ需要減速受け7~9月期受注高46%減 前四半期比。