29日の日経平均 17,729.84円
12月29日大引け17,729.84円前日比-89.12円出来高概算19億3,247万株ドル円相場1ドル=120.31円長期国債先物価格=147.77円 JGB10Y=0.320% (-0.005%)JGB5Y=0.035% (-0.005%)JGB20Y=1.070% (+0.005%)(15:00現在)本日の日経平均は反落。米国株高などを背景に上昇してスタートした後は、日本人のエボラ出血熱感染を巡る報道をきっかけに一気に下げに転じ、日経平均は日中の値幅が400円に迫るなど、値ぶれの激しい動きとなった。米主要3指数の上昇や円の下落を好感し、朝方の日経平均は17,900円を回復して取引を開始した。買い一巡後は伸び悩む動きとなり、11時20分頃に、国内でエボラ熱感染の疑い例が伝わると、前引けにかけては先物主導で急速に値を消す展開となった。昼休み中も売りの流れは途絶えず、後場に入ると、日経平均はマイナス圏に沈み、一時17,500円台前半まで下落する場面も見られた。ただ、売り一巡後は再び買いの流れが強まり、結局89円安の17,729円で取引を終えた。物色面では、ホンダやマツダなどの自動車株、野村HDや三菱UFJFGなどの金融株が軟調に推移したほか、菱地所や住友不などの不動産株も冴えない動きとなった。また、アルプスやミツミなどの電子部品株が後場一段安となり、ファーストリテイやソフトバンクなどの値嵩株、楽天やヤフーなどのネット株も下落した。半面、五洋建や熊谷組、カナモトなど建設関連株が逆行高で推移し、コメ兵やコロワイドなどの訪日外国人関連株も上昇した。また、アゼアスや日アビオなどのエボラ関連株が急騰し、良品計画やイオンなど、2月期決算の小売関連株が強含んだ。個別では、国内証券が目標株価を引き上げたダイヘンが大幅に上昇したほか、先週末、再建計画の見直しが発表された東電が4.6%高となった。値上がり銘柄数は1,090、値下がり銘柄数は646。◎ダウ工業株18053.71(+23.50)△0.13%◎ナスダック_4806.85(+33.38)△0.70%◎NY原油先物__54.73(─_1.11)◎NY金先物1195.30(+21.80)◎寄付前の外資系動向(6社計)売 350万株買 700万株差 350万株の買い越し3161 アゼアス 724.0 +100.0 ストップ高 シエラレオネから帰国の日本人男性にエボラ感染疑い。 2376 サイネックス 1,189.0 +95.0 急反発 常陸大宮市の「ふるさと納税」一括代行業務を受注。 4992 北興化 414.0 +27.0 大幅続伸 前期上方修正で営業益3.7倍 製造コスト削減で。 8155 三益半 1,177.0 +68.0 3日ぶり急反発 上期経常益33.0%増 いちよしはフェアバリュー引き上げ。 1724 シンクレイヤ 422.0 +80.0 ストップ高 大口のケーブルFTTH工事を受注 愛知県内CATVから。 4575 CANBAS 1,311.0 +300.0 ストップ高 米社と抗がん剤候補化合物の開発でライセンス契約。 6070 キャリアリンク 1,282.0 -73.0 乱高下 3Q累計営業益2.3倍で一時13%の大幅高 大引けは5%安。