19日の日経平均 18,264.79円
2月19日大引け18,264.79円前日比+65.62円出来高概算26億5,354万株ドル円相場1ドル=118.65円 長期国債先物価格=147.26円 JGB10Y=0.395% (-0.015%)JGB5Y=0.120% (-0.005%)JGB20Y=1.200% (-0.025%)(15:00現在)本日の日経平均は続伸。ギリシャ問題への懸念が後退したことなどを好感し、上昇してスタートした後も高値圏で底堅く推移、日経平均はリーマン・ショック前の高値水準を回復した。NYダウは下落したものの、良好な国内経済指標を追い風に日本株を再評価する動きが強まったことから、朝方の日経平均は買い先行で取引を開始。買い一巡後は円の下げ渋りや急ピッチな上昇への警戒感などから伸び悩む展開となったが、下値での押し目買い意欲は強く、日経平均は18,200円台後半で底堅く推移した。後場に入ると、やや膠着感が強まり、日経平均は後場の値幅が60円に留まるなど、狭いレンジ内でのもみ合いとなったが、結局65円高の18,264円で取引を終え、2営業日連続で昨年来高値を更新した。物色面では、三菱UFJFGや野村HDなどの金融株、アルプスやミネベア、川重などの好業績銘柄が終日強く、ビックカメラやOLC、エイチ・アイエスなどの訪日外国人関連株の上昇も目立った。また、川崎船や郵船などの海運株が底堅く、アサヒHDやグリコなどの食品株も確りで推移した。個別では、経営方針説明会の後、国内証券が目標株価を引き上げたソニーが買われ、ザラ場中に映画吹き替え最大手の米SDIメディアの買収に合意したと伝わったイマジカロボが急伸し、ストップ高となった。半面、日新製鋼や東製鉄など鉄鋼株の一角が弱含み、大平金や住友鉱などの非鉄株が軟調に推移した。そのほかでは、日立や富士電機など電機株の一角が甘く、五洋建や安藤ハザマなどの建設株も冴えない動きとなった。値上がり銘柄数は1,351、値下がり銘柄数は420。4704 トレンド 3,625.0 +225.0 大幅に3日続伸 今期も最高営業益狙う 前期はセキュリティーソフト好調。 6879 イマジカロボ 628.0 +100.0 ストップ高 字幕世界最大手を買収 クールジャパン機構などと。 6928 エノモト 431.0 +80.0 ストップ高 固体高分子形燃料電池用新型セパレータを開発。 7747 アサヒインテック 7,210.0 +540.0 大幅に3日続伸 野村が目標株価引き上げ 全成長ドライバーが好調。 2685 アダストリアH 2,988.0 +210.0 大幅に4日続伸 今期最終赤字修正も悪材料出尽くし。 7294 ヨロズ 2,415.0 +99.0 4日ぶり反発 旧村上ファンド「レノ」が配当上積み・社外取締役を要求。 6758 ソニー 3,227.0 +52.5 続伸 エレクトロニクスの全事業を分社化 中計最終年ROE10%以上に。