30日の日経平均 20,235.73円
6月30日大引け20,235.73円前日比+125.78円出来高概算25億8,500万株ドル円相場1ドル=122.30円 長期国債先物価格=146.97円 JGB10Y=0.455% (+0.020%)JGB5Y=0.115% (+0.010%)JGB20Y=1.195% (+0.010%)(15:00現在)本日の日経平均は4営業日ぶりに反発。過度なリスク回避姿勢の和らぎなどを背景に小高い水準でスタートした後も、戻り待ちの売りをこなしながら20,200円を挟み底堅く推移した。週明けの欧米市場は波乱含みで推移したものの、ユーロの下落一服や昨日急落した反動などから朝方の日経平均は買い戻し優勢でスタート。その後も、上値では戻り待ちの売りが膨らむ一方、下値での押し目買い意欲は根強く、日経平均は寄り値近辺での推移が続いた。後場に入ると、中国株がプラスに転じたことなどを追い風に買いの流れが強まり、日経平均の上昇幅は100円を超えた。大引けにかけても堅調推移が続き、結局ほぼ高値引けとなる125円高の20,235円で取引を終えた。物色面では、共立メンテやラオックス、コメ兵などインバウンド消費株の上昇が目立ち、明治HDやグリコなどの食品株、清水建や東急建などの建設株も強含みで推移した。また、COOKやアスクルなどネット関連株の一角が値を飛ばし、富士重や日東電、良品計画などの好業績銘柄が底堅く推移した。個別では、良好な業績観測を背景に、ライオンやイオンが大幅に上昇し、新社長就任が伝わったスズキが朝安後切り返し、2.7%高となった。一方、任天堂やヤマハ発、エプソンなど欧州関連銘柄が弱く、住友不などの不動産株の一角も小緩んだ。個別では、ザラ場中に公募増資などで最大4400億円を調達すると発表したソニーが急落し、証券会社が決算見通しに関してネガティブなレポートを発表した日清オイリや日通が売りに押された。値上がり銘柄数は1,279、値下がり銘柄数は503。8267 イオン 1,737.5 +110.0 4日ぶり大幅反発 1Q営業益5割増観測を好感。4507 塩野義 4,745.0 +345.0 3日ぶり大幅反発 CSが「OUTPERFORM」に引き上げ。4767 TOW 598.0 +55.0 3日ぶり大幅反発 通期上方修正を好感 中大型案件の受注数増加。3042 セキュアヴェイ 1,524.0 +300.0 ストップ高 標的型攻撃をログから読み解く検知センサーをリリース。3356 テリロジー 522.0 +80.0 ストップ高 マルチウエア対策クラウドにメール添付ファイル検査機能追加。6758 ソニー 3,461.5 -311.5 急落 公募増資と新株予約権付社債で最大4000億円を調達報道を受け。4572 カルナバイオ 3,320.0 -260.0 大幅続落 信用取引の委託保証金率70%以上に引き上げを嫌気。