27日の日経平均 18,574.44円
8月27日大引け18,574.44円前日比+197.61円出来高概算28億2,017万株ドル円相場1ドル=119.90円 長期国債先物価格=147.84円 JGB10Y=0.385% (+0.015%)JGB5Y=0.080% (+0.010%)JGB20Y=1.150% (+0.015%)(15:00現在)本日の日経平均は続伸。米国株高を背景に上昇してスタートしたものの、一段と上値を追う動きは限定的となり、日経平均は終日プラス圏ながら方向感に欠ける動きとなった。米主要3指数が大幅高となった流れを引き継ぎ、朝方の日経平均は18,600円台を回復して取引を開始。寄り付き後は幅広い銘柄が買われ、日経平均は一時18,800円台まで上昇する場面も見られたが、買いの勢いは続かずその後は概ね18,700円台で推移した。後場に入るとやや上げ幅を縮小し、日経平均は18,600円を挟んで、売り買いが交錯する展開に。大引けにかけては徐々に売りに押され、結局197円高の18,574円で本日の取引を終えた。物色面では、三菱UFJFGや東京海上などの金融株が堅調に推移したほか、清水建や大林組、東急建設など建設株の上昇が目立った。また、明治HDや森永菓、キッコーマンなどの食品株が強く、NTTやKDDIなどの通信株が買われた。個別では、航空機向けにチタン材料を8割増産すると伝わった大阪チタのほか、邦チタニウムが賑わい、公募増資の中止を発表したノジマがストップ高買い気配のまま取引を終えた。半面、ファナックやファーストリテイなど値嵩株の一角が弱含み、村田製やTDK、ミツミなどの電子部品株も軟調に推移した。そのほかでは、郵船や川崎船など海運株の一角が冴えない動きとなり、個別では、証券会社が投資判断を引き下げたJFEHDや古河電が売りに押された。値上がり銘柄数は1,369、値下がり銘柄数は448。9836 リーバイス 362.0 +80.0 ストップ高 通期営業益予想を増額 親会社とのロイヤリティ契約改定。 3329 東和フード 3,545.0 +295.0 大幅続伸 1Q経常益は2.5倍増との観測報道 「椿屋珈琲店」好調。 7276 小糸製 4,025.0 +200.0 大幅続伸 インド事業の営業損益を6年ぶりに黒字化の計画と日経報道。 7419 ノジマ 1,377.0 +300.0 ストップ高 公募増資・株式売り出しを中止 「株式市況の急変を勘案」。 5781 東邦金 225.0 +50.0 ストップ高 超軽量・高強度の金属極細ワイヤーを熊本大と共同開発。 1803 清水建 1,158.0 +57.0 大幅続伸 みずほが目標株価引き上げ 業界内での優位性が評価されそう。 9627 アインファーマシ 5,520.0 -300.0 急反落 1Q営業益59%増で買い先行も 計画修正なしで失望売り。