10日の日経平均 19,046.55円
12月10日大引け19,046.55円前日比-254.52円出来高概算18億6,561万株ドル円相場1ドル=121.68円長期国債先物価格=148.62円JGB10Y=0.310%(+0.005%)JGB5Y=0.035%(+0.005%)JGB20Y=1.030%(±0.000%)(15:00現在)本日の日経平均は大幅に3営業日続落。米国株安や円高ドル安を嫌気し、売り先行でスタートした後は、安値圏で一進一退の展開が続いた。米国株の下落や急速な円高ドル安の進行を背景に、朝方の日経平均は売り先行で取引を開始した。寄り付き後は、節目である19,000円に接近する場面で押し目買いが入ったものの、戻り売り圧力も強く、売り買いが交錯。後場に入ると、膠着感を一段と強め、狭い範囲での取引が続いた。大引けにかけては下値を探る動きとなり、結局254円安の19,046円で本日の取引を終えた。物色面では、ファーストリテイや良品計画などの小売関連株が下落したほか、三井不や菱地所などの不動産株も軟調。また、パソナやディップなどの人材サービス関連株に加え、アルプスやTDKなどの電子部品株の下落も目立った。個別では、米ペップ・ボーイズの買収価格を引き上げると伝わったブリヂストンが3営業日続落。また、昨日プリウスの新型モデルを発売したトヨタは利益確定売りに押された。半面、東電や関西電などの電力株が総じて強く、住友商や伊藤忠などの商社株もしっかり。また、損保JPNKや東京海上などの保険株が逆行高となったほか、資生堂や小林製薬などインバウンド関連銘柄の一角もプラス圏で推移した。個別では、国内証券が新規に強気でレーティングを開始した日写印が2.7%上昇。また、昨日引け後に上期業績予想を引き上げたTOWも強含みで推移した。値上がり銘柄数は232、値下がり銘柄数は1,617。4565 そーせい 9,460.0 +1,500.0 ストップ高 ノバルティスが「QVM149」の第3相臨床試験を開始。 4583 カイオム 572.0 +80.0 ストップ高 Trop-2抗体に関する特許が日本で成立。 4763 クリーク&リバ 680.0 +77.0 大幅続伸 シナリオライター・エージェンシー事業を強化。 4238 ミライアル 1,120.0 -85.0 4日ぶり急反落 通期営業益を下方修正 新品需要が減少。 6669 シーシーエス 1,212.0 -108.0 大幅続落 1Q営業益18%減 研究開発活動強化で販管費増加。 5101 横浜ゴム 1,983.0 -161.0 大幅反落 三菱UFJMSが「Neutral」に引き下げ 販売モメンタムが低下。 2400 メッセージ 2,284.0 -141.0 大幅に4日続落 野村が目標株価引き下げ 新規入居者獲得に苦戦。