16日の日経平均 16,974.45円
3月16日大引け16,974.45円前日比-142.62円出来高概算18億6,149万株ドル円相場1ドル=113.38円長期国債先物価格=151.27円JGB10Y=-0.050%(-0.025%)JGB5Y=-0.165%(-0.020%)JGB20Y=0.430%(-0.025%)(15:00現在)本日の日経平均は続落。円相場の上昇などを背景に下落して取引を開始した後は、今晩の米国での重要イベントを前に様子見ムードが強まり、狭いレンジでの推移となった。昨晩の欧米株市場が軟調に推移したことや、円が対ドルで上昇したことが重しとなり、朝方の日経平均は売り優勢で取引を開始。寄り付き後に安値をつけた後は下げ渋ったものの、今晩発表される米FOMCの結果を見極めたい投資家が多いことから、戻りは限定的となった。後場に入ると、様子見姿勢が強まり17,000円を挟み一進一退。大引けにかけても狭い範囲で小動きとなり、結局142円安の16,974円で本日の取引を終えた。物色面では、日銀総裁によるマイナス金利幅の拡大余地を示唆する発言を嫌気し、三菱UFJFG(8306)や三井住友FG(8316)、みずほFG(8411)などの銀行株が軒並み安。また、アステラス薬(4503)や中外薬(4519)などの薬品株のほか、新日鉄住(5401)やJFEHD(5411)などの鉄鋼株の下落が目立った。そのほか、ファナック(6954)やDMG森精(6141)などの機械株も軟調。個別では、外資系証券が目標株価を引き下げた共立メンテ(9616)が反落した。半面、米証券会社が1-3月期のiPhone出荷台数見通しを上方修正したことを好感し、村田製(6981)やアルプス(6770)、日東電(6988)などのアップル関連株がしっかり。また、グリコ(2206)や森永乳(2264)などの食品株が強含み、パソナ(2168)やディップ(2379)などの人材サービス関連株も堅調に推移した。個別では、国内証券がレーティングを引き上げた日産化(4021)が大幅に反発。また、プレイステーションVR向けソフトウェアメーカーの一つに挙げられたことをきっかけに、コロプラ(3668)が大幅高となった。値上がり銘柄数は486、値下がり銘柄数は1,340。3769 GMOPG 7,440.0 +380.0 大幅続伸 三菱UFJMSが目標株価増額 強い価格競争力を評価。 3918 PCIHD 5,390.0 +705.0 ストップ高 コミュニケーションツール『A-ya』リリース。 4571 ナノキャリア 1,180.0 +57.0 大幅に5日続伸 アキュルナとライセンス契約 出資も発表。 8515 アイフル 389.0 +20.0 急反発 野村が「Neutral」へ格上げ 利息返還請求沈静化後に注目。 7780 メニコン 3,615.0 +215.0 大幅続伸 東海東京が目標株価増額 16.3期営業利益予想引き上げ。 3224 ヒューマンWEB 2,213.0 -126.0 大幅続落 一部店舗で営業停止 カキからノロウイルス検出。 7774 J・TEC 1,361.0 -177.0 急反落 通期計画を下方修正 自家培養表皮ジェイス伸び悩み。