前場引け
9月14日前引け16,689.31円前日比-39.73円出来高概算7億5,062万株ドル円相場1ドル=102.99円長期国債先物価格=151.54円JGB5Y=-0.200%(-0.025%)JGB10Y=-0.015%(+0.005%)JGB20Y=0.490%(+0.050%)JGB30Y=0.585%(+0.075%)(11:30現在)前場の日経平均は反落。米国株下落を受け、売り先行で取引を開始した後は対ドルでの円相場下落を支えに下げ渋る展開となっている。資源安を受けて前日の米国株が下落したことが嫌気され、朝方の日経平均は売り優勢で取引をスタート。その後は方向感に欠ける展開が続くも、外国為替市場で円安が進んだことから買い戻しの動きが強まり、日経平均は一時16,700円台を回復した。日銀によるETF買い期待が支えとなり、前引けにかけてはマイナス圏ながら底堅く推移し、結局、39円安の16,689円で前場の取引を終えている。物色面では、三菱UFJFG(8306)や三井住友FG(8316)などのメガバンク株が軒並み安いほか、国際帝石(1605)やJX(5020)などの資源関連株が下落している。個別では、17年3月期通期業績予想の下方修正発表が嫌気され、セイコーHD(8050)が東証1部値下がり率上位となっているほか、16年6?8月期営業利益は前年同期比で増益となったものの、目先の材料出尽くし感からツルハHD(3391)が大幅に下落している。半面、第一生命(8750)やソニーFH(8729)など保険株の上昇が目立つほか、住友不(8830)や東建物(8804)などの不動産株が強い動きをみせている。そのほかでは、村田製(6981)やアルプス(6770)など米アップル関連株の一角が買われているほか、個別では、国内証券が新規「買い」でカバレッジを開始したことが伝わり、サイゼリヤ(7581)が大幅に上昇している。値上がり銘柄数は710、値下がり銘柄数は1,070。