2019/01/31の日経平均 20773.49円
・大引けの日経平均は20,773.49円の216.95円高、TOPIXは1,567.49ポイントの16.73ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,563、値下がり銘柄数は493。出来高は13億5,957万株、売買代金は2兆5,574億円。 FRBが保有資産縮小ペースの減速や一時停止の可能性を示唆したことが好感され、米国株が大幅高となったため、東京株式市場は広範囲に上昇した。 ただし、米国金利低下観測からドル安円高も進んだため、日経平均は取引開始早々に付けた高値20,869円(312円高)に比べて上げ幅を縮めた。 ソフトバンクグループが買われ、アンリツ(6754)は5G検査機器の出荷増加により今期2度目の業績上方修正を発表し急騰した。アドバンテストも業績上方修正で買われ、オムロンは業績下方修正だったが、悪材料出尽くしへの期待から反発した。 デサントは伊藤忠商事が1株2,800円で公開買付(TOB)を実施すると発表し、ストップ高となった。 他方、大日本住友製薬は米国でパーキンソン病治療薬が認可されず一段安となった。 エーザイや武田薬品も安く、マザーズのサンバイオは2日連続ストップ安となった。 東京電力は業績下方修正で大幅安となり、サイバーエージェントは17年ぶりに業績下方修正したことで急落した。 業種別上昇率上位は石油、鉱業、金属、非鉄、電機で、下落は電力ガス、医薬品。