2019/6/27の日経平均 21338.17円
・大引けの日経平均は21,338.17円の251.58円高、TOPIXは1,553.27ポイントの18.93ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,711、値下がり銘柄数は375。出来高は12億436万株、売買代金は2兆34億円。米中が暫定的な貿易戦争の停戦で合意したと香港紙が報じたため、日経平均は上げ幅を拡大した。 任天堂が売買代金トップで買われたが、SMBC日興証券が日経平均の定期銘柄入れ替えで採用候補の1つに挙げたことに刺激を受けた。その他の採用候補とされたカカクコムとZOZOも高い。 さらに、千代田化工建設は前期末に債務超過になったため、8月から東証2部市場に降格となる見込みで、それに伴い日経平均から除外されるので、その補充候補として紹介されたDMG森精機(6141)も人気を博した。 ソフトバンクGが年初来高値を更新し、米国半導体株高を受けて東京エレクトロンも高く、ジャパンディスプレイは米アップルの出資観測報道で急騰した。 その他、中国関連の安川電機やユニオンツールも上昇した。 半面、食品株と医薬品株はさえず、M&Aキャピタルは野村証券が目標株価を引き下げたことで売られた。 業種別上昇率上位は機械、海運、石油、ガラス土石、証券で、下落は水産農林、医薬品、食品。