前場
・前引けの日経平均は22,576.63円の27.58円高、TOPIXは1,582.50ポイントの4.64ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は704、値下がり銘柄数は1,351。出来高は5億6,608万株、売買代金は9,649億円。 ソフトバンクグループがTモバイルUSの株式売却を発表したため、売却益の円転への思惑から1ドル=106円台半ばに円高が進んだ。 円高が警戒されたが、本日再開された新規公開株が3銘柄とも買い気配を切り上げたため、投資家心理が改善し、日経平均は一時114円高となった。 しかし、そうした効果も続かず、10時半以降は上げ幅を縮め、もみ合いとなった。 トヨタは続伸となり、日本通信はマイナンバーカード関連として賑わった。 しまむら(8227)は6月度の既存店売上高が前年同月比27.0%増収となったことで買われた。 一方、ソフトバンクグループは下落し、オリエンタルランドは反落。 海運株が売られ、鹿島などの建設株も安い。 業種別上昇率上位は精密、輸送用機器、ゴム、保険、電機で、下落率上位は海運、石油、電力ガス、鉱業、建設。