カテゴリ:あの日の私....
community~回想録
彼と2人で行くのは初めてな今日はアイススケートデート。後15分もしたら年下の19歳の彼が車で迎えに来る。 「転んだりしたら手が痛くなるから、手袋もって行こう!」 準備はバンタン!彼も来た! スケートリンクに着くと、スケート靴を借り、歩くのに少々久々のせいか困難な私。そんな私に手を差し伸べてくれる彼。 彼「大丈夫?」 「うん。大丈夫ょ」 早速2人で初滑り!!なんだか、転んだら恥かしいと思う気持ちが先走り。あまり上手く滑れない私。 またまたそんな私に手を差し伸べてしっかり握った手を引っ張りながら、滑ってくれる彼! 顔に感じる冷たい風も次第に馴れて来た頃..... 彼「ちょっと、調子が出てきたから1人で滑ってきていい?」 そう言うと颯爽と滑り出して行く彼! 1人抜き2人抜き3人抜き..どんどんスピードが上がっていく.... 何だか?置いてきぼりの私だが、そんな彼を見ているのも悪くわない。 3週目位に差し掛かったその時!!! 「アッ!危ない!!」 バランスを崩した彼。 「ド~~~ン!!」 壁に激突!!ここまでぶつかる音が聞こえた!うずくまる彼!! だがそこまで滑って行くのにも少々時間がかかった私。 「大丈夫??」 彼「あっ......大丈夫..........」 「ちょっと動ける?休もうよ~」 彼「あっぁぁ........うん」 温かい飲み物すら口に入れず、だんだん青ざめて行く彼.... 「体が冷えちゃうよ、これ飲んだ方がいいんじゃない?」 彼「あぁ~うん....」 だんだん無口になって行く彼。カッコ悪い所を見られて少々不機嫌気味なのか? そんな転んで壁にぶつかった所みられたからって、そんなに不機嫌になんなんてもいいのに! そんな事を思い始めた私も、「大丈夫?」と言うのもなんだか気がひけてきて、つい口から出た言葉が.... 「.....帰ろうか!?」 だった! 彼「あぁ...いいよ」 あっという間のスケートデートなんだか、少々イラツキモード? 結局彼に家まで送ってもらう事にした。だが帰り道、クラッチを踏むたびに聞こえてくるように思えるうめき声!? 「んが~~~~うっううううう...が....」 一体何?何なんだ!! 沈黙の車を降り、大きくため息。 「何か沈黙って息苦しい~何だか疲れちゃった....」 数日後彼からTELが来た。 彼「あっごめん電話できなくて....あのさーオレ骨折れたんだ、今病院...」 「骨折れてたの?」 彼「うん左足....」 「.......大丈夫?」 彼「ううんあんまり大丈夫じゃない....」 「そーなんだーーーーーー!!」 なぜかそっけない返事をしてしまう私が居る!こんな時「お見舞い行くよ」だとか言うのでしょうが?何故かその様な言葉が出ない私?それ所か、少し沈黙!! 彼「.....じゃ~又電話するは....」 「そう...わかった.....」 彼「じゃ~」 お見舞いには一度も行きませんでした。 その後彼から「退院したから会いたい」と電話が有りました。 ぽちっとお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/02/13 08:33:23 AM
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