日本語の一人称
今日は一番忙しい水曜日の授業でしたが、その中で4時間目の日本語文化論でやったことに付いてお話しようと思います。今日は日本語の一人称の話をしてくださいました。僕たちが自分のことを呼ぶときはなんと呼ぶでしょうか?ぼく・わたし(あたし)・おれ・自分・うち・わし・・・方言等を除けばこれらがほとんどを占めるのではないでしょうか。(無かったらすいません)これらがいつ用いられるようになったかはご存知ですか?と聞かれたとき、おそらく言葉を詰まらせてしまうんじゃないかと思います。実際先生からコレを問われたときに自分も口をまっすぐにしてしまいました。汗古いものだと「わたし」というのは、室町時代から使われるようになったそうな。コレを知ったときに、トリビアみたいに「へぇ~」ってなっちゃいました。ある時代に結構使われていた一人称って言うのはたくさんあるわけで、その中でも「拙者」、「わちき」なんていうのはすぐ想像付くんじゃないでしょうか。時代劇を見ている方や歴史に詳しい方は分かるかもしれませんが、2つとも江戸時代によく使われていたものです。「拙者」は武士が自分からへりくだって言う言葉で、「拙」という字で、「稚拙」といったつたないという意味で今でも使われますね。「わちき」は、江戸時代の遊女が使っていた言葉で、江戸の吉原や京都の島原が有名な遊郭ですね。とまぁこう見てみると、日本語の一人称ってのは面白いなぁって思いましたね。これ以外にも一人称を表す言葉はたくさんあるそうです。皆さんは挙げたもの以外で一人称を表す言葉、知ってますか?