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カテゴリ:スマイル
2015年の場面で、ビトは東京拘置所に収監されています。
1話の彼の台詞から、「刑が確定して5年」経過してることがわかります。 これは、彼が死刑囚であることを意味します。 また同話の刑務官柏木の台詞「何か新しい証拠が見つかった?判決を覆せるような」 、および、面会に来た一馬が記入する申請書から、再審請求中であることがわかります。 「俺はまだ諦めてないんだ。必ず覆して見せる」 2015年のこの場面が終着点でありえないのは素人でもわかるところ。 必ずこの後がラストに描かれる筈です。 ということは、再審請求が通って、再審が始まるのではないか、と推測できます。 そこでの一馬による最終弁論が、このドラマのクライマックスになるのではないかと。 そして、ならば。 この事柄と密接に関係することでもありますが、 3話にしてようやく2015年の場で名前が出てきた「花」。彼女はどうなっているか。 「あの頃のビトは、花ちゃんのことでどきどきだったもんな」 「一馬さんさ。彼女は僕に出会わなければ、幸せになれたんだよね」 「…そんなこたねえよ」 「ビトはさあ、花ちゃんのこと、出会ったときからぞっこんだったの?」 交わされる会話から推測できるのは、確実に花ちゃんが生きていて、そしてビトを待っているであろうということです。 まず第一に、花が死んでいるとしたら、こんな風に無造作に会話に出すのは不自然です。しかも、話題逸らしに一馬が振った話題ですから。 風化していい思い出になっているともとれますが、それならば「幸せになれたんだよね」というセリフが不自然に思えます。 花は不幸になったわけではなく、僕に出会わなければ、「もっと」幸せになれたってことなのではないかと。 こんな風に、死刑囚で、救われる見込みのない僕なんかをずっと待ってる。 本来なら普通にいい人と巡り合って、もっとたくさんの時間を共有して、もっと楽しい時間をもっとたくさん過ごせていたはず。そして、幸せな家庭を築けていたはず。 僕に出会わなかったら。 そういう意味合いなんじゃないかなあと。 その台詞の応酬があった後の、皆の顔特にビトの表情を見て、そう思うのですよ。 さてここからは妄想の域です。 でも、幸せというのは外的な要因が決めることではないのですよね。 外側からどんなに幸せに見えても、不幸に喘ぐ人もいれば、どんなに不幸な状況下に見えても、幸せを感じられる人もいる。 5年でも10年でも待ち続けられるほど好きでいられる人に巡り合えるというのは僥倖だと思う。花ちゃんはきっと幸せなんだろうと思います。 だから、少しためた「そんなこたねえよ」という一馬の台詞が差し込まれているのではないでしょうか。 たぶん最終回は再審がメイン。一馬の最終弁論があって、そして判決は逆転無罪。 そして、待ち続けていた花たちとともに、ビトは幸せになる。今までの分も全部取り返せるくらい。 という風に妄想しております。結末。 だからどんな困難が襲ってきてもへっちゃらだい。ビバ妄想力。 お願いしますよ宅間さん。 最後ハッピーエンドにしてくれたら、DVD3セットくらい買うからさ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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