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ごーまんかましてよかですか。
あーーーーーー!もうイライラする。 問題なのは、一馬が花ちゃんの過去を最初に明らかにしておかなかったことではない! 今までの裁判であれば、花ちゃんが柏原聖天の娘であることなんて、この審理に何の関係もなかったということですよ。 検察側も弁護側もそこを問題にすることはなかったでしょう。 判決を下すプロは、それが無関係であることを知っている。 ゆえに、そのことに惑わされることがない。除外して、審理を進めることができる。 問題なのは!(あえて繰り返す) 裁判員制度だと、それが効力を持ってしまう可能性があるということです。 当然この事件にはかかわりのないことですから弁護側が意義を申し立てれば棄却されるでしょう。 でも、一度発せられた言葉は消えない。インプットされた情報は独り歩きをはじめ、素人はそれに惑わされる可能性が高い。 そういう危険性があるんだということを示すエピソードじゃないですか。 一馬は、ある意味検察を信用していたのだと思う。 北川は一馬にライバル意識は持っているけれど、食品会社偽装問題の件で、公正さも持ち合わせていることがわかっている。 だから、裁判に無関係の花の過去を持ち出してくるなんて卑劣極まりない馬鹿げた真似はしないと思っていたのかもしれない。 そして、その同じく法曹界に身を置く者としての信頼の上にたって、花の過去をあえて法廷で晒す必要性を感じなかったんだろう。というか、できるならそこは絶対に避けて通りたかっただろう。だから言及しなかった。 なぜなら、花にとってそのことがどれだけ大きな心理的負荷になっているか、一馬にはよくわかっているからだ。 でも、北川はそこを責めてきた。 裁判員制の裁判だからだ。 有効であることが分かっているからである。 本来良識ある――いや、普通のまともな検察官なら、絶対に持ち出さない事柄だと思う。 この事件に全く何の関係もない要素だから。 一馬の失態を突くなら、北川がどんな手に訴えてでも勝ちを取りに行く人間であることを見誤っていた、その一言に尽きると思う。 だがしかし、 証言するという花の決意が固い以上、一馬に押しとどめることはできなかっただろう。 そしてまた、もし北川がその件について言及するかもしれないと考えたとしても、 事前に手を打ち自分から先に花の過去について明らかにすることは絶対にできなかっただろう。 だとしたら、北川を信用するしかなかったのだ。 そして、この展開も予想の範囲にはあったのかもしれない。最もありえない、あってはならない展開の形として。 北川がそこを突いてくるのは分かり切ってるのにそんなことも考えなかったのかという意見が多くて辟易。で、ごーまんさせていただきました。 ちなみに、花ちゃんの声が出たことに関して、必ず次週裁判人から突っ込みが入ると思います!たぶん!宅間さんは自分の想像を常に凌駕するのでないかもしれないけど。 声が出ないふりをして同情を買った、余計なことを言わずに済むように偽っていた、 さすが稀代の詐欺師の娘は人を欺くのがうまい、とかなんとか。そして、 だから証言も嘘に決まってる。 みたいになりそうかなと、ひじょーに普通のことしか想像できない自分は予想しておりますです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/06/14 01:07:47 PM
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