|
カテゴリ:スマイル
私自身はジャニーズウェブ?に入ってるわけではなく、妹から見せてもらってるんですが。
松本潤さん、スマイルお疲れ様でした。 濃い役だったので、当分抜け出せないようなことをおっしゃってましたが、一視聴者だったわたくしも当分抜け出せそうにありません。 今週の土日までうだうだ考えて、暇があればここにスマイルについての考察を書き連ねると思います。誰も読んでくれなくても、自分の記録として残しておきたい。 たぶん、愛すべき作品「それが答えだ!」と同じように、このドラマ、自分にとっては折にふれて見返すドラマになると思います。 早川ビト、という人物。このキャラクターを生み出してくれたことに感謝。 本気で好きですよ(笑) 松潤の演技も素晴らしかった。 とりあえず、松本潤の今までの演技の「癖」が完全にそぎ落とされ、見事なまでに早川ビトになりかわっていました。 自分のツボだった場面を列挙すると。 1話。みどり母さんから「心配掛けるなよ」と言われた時のあの、嬉しさがじんわりと心に沁みわたっていく表情。 1話の花ちゃんがらみの場面はみな出色。 2話。無罪になってゆく審理の展開に信じられない面持ち。自分のために弁護して自分を救ってくれる人がいることへの驚きと、胸の奥深くに芽生える嬉しさ。これも地味だけれどこちらの心に沁みわたるような演技。 3話、林のことを一馬に語る場面。決して林のことを悪く言わず、濡れ衣についても釈明しない。ただもう関わりたくないと口にするだけ。けれどセリフ以上の想いを横顔に載せて表現。見事です。 4話。「僕が守らなきゃ」。もう、言う言葉なし。 7話。林を殺した後の茫然自失。そして恐怖。 8話。花との逃避行はすべて素晴らしいと思う。憔悴し切った表情、すがるようなまなざし、そしてセリフ。心身ともにズタボロのビト。 中でも「自首する」。静かな静かな強い決意と悲壮なまなざし。静寂の中の悲哀がたまらない。 9話。裁判中の表情はどれも素晴らしいと思う。とにかく訥々と語るセリフへの心情の載せ方好き。うまくなったなあ。目と微妙な表情で心の奥底を表現する静かな演技に向いてる人だとつくづく思う。 10話。全編の白眉だと思います、運動場の場面。白い一輪のコスモス。悲痛な涙。今までのどの涙とも違う、ひたすら悲しい涙。打ちのめされる魂。引きのカメラでの演技。全身で悲しみを表現。死刑判決を聞いた時、微妙に変化していく表情がすごい。ショックから絶望、最後に諦観。死んだような全く光のない目がとても印象に残りました。 最終話。花との最後の面会場面。花を見たとたん溢れてくる涙。「待って」がいい。泣きじゃくりながら生きたいという想いを語る。花ちゃんの演技がまた素晴らしくて、二人の心が互いを求め合うのに果たされないもどかしさがたまりません。二人を隔てるアクリル板。触れあいたくてたまらない手の動き。これは花ちゃん役の新垣さんすごいです。後ろ姿だけど全身の演技でビトに触れたい!慰めたい、抱きしめてあげたい!って花の気持ちが伝わってくる。 だからこそ、松潤の演技も引き立った。 そして、無罪判決を言い渡された時の溢れだした涙。 ラスト、花の出した店にやってきたときの、「ただいま」の後の表情。これもまた、言葉なく静かに表情が変化していく。最後の清澄なひたすら澄み切った美しく穏やかな笑顔。 初見でチベット仏教の坊さんみたいだと思いました。でも本当にいい表情。髪型にインパクトを持ってかれてるのがもったいなさすぎる。 以上、ざっと覚えてるだけあげましたけど、それ以外にも心に突き刺さったり、胸をひっかかれたりする場面がたくさんありました。 菜の花の土手、自転車をこぐビトは大好きです。ランドセル取ってあげるビトも大好き。 演技については素人なんで、うまい下手言ったって結局好みの問題ですけどね。 でも、本気で今回ばかりは松本潤うまいじゃん!と思いましたよ。リピートしたときに。 初見ではどの回も、ドラマにのめり込んでビトとしてしか見られなかったので、演技を批評したりする段ではありませんでしたから。それくらい毎回惹きこまれて見てました。 そして今日もまた無駄に長いエントリー。 時代遅れのスマイルネタだし。日記だからいっか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[スマイル] カテゴリの最新記事
|