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カテゴリ:松本潤
デビューできてうれしかった。
最初から前を向いていた。前を向いて歩いて行きたいと思っていた。 たぶんこんな風になりたいって漠然とした思いも抱いていたんじゃないかと想像する。 でも最年少だった。 辞めたいと思っていたメンバー。 どんな気持ちでそれを聞いたんだろうと思う。聞いていないのかな。 この人はもてはやされてるようでもてはやされてない感じ。 むしろいつも逆境を背負っている感じ。 なのに、平然と前を向いているから、ちやほやされて人気者のように見える感じ。 苦労知らずのように見える感じ。 一歩一歩地を踏みしめて歩くこの人は、華麗なダッシュをすることがない。 この人を見てこの人を語ろうとするときにいつも自分が感じるのは、 なんでちゃんと評価されないんだろうってことだったりする。 エンターテイメントの申し子。 嵐のあのコンサートの土台を作ってる一番の原動力。(スタッフの力を除けばね) 嵐5人の魅力を知りつくして、それを一番魅せられる構造にもってゆく。動線の配慮、曲の配置。その土台の上に、嵐のメンバーが持っている力が爆発するからこその、あの楽しい素敵な、幸せなコンサート。 もちろん作り上げられた世界は5人の魅力が合わさって出来上がったものだから、この人一人の手腕ってわけでは決してないのだけど。 豊かな想像力。 人を楽しませるパフォーマンスの巧みさと多彩なイマジネーション。 見栄えのするショウアップに適したダンス。 真摯な人柄、洞察力の鋭さ、解釈の深さ。 そこから導き出される人物象を的確に表現できる力。 ダッシュをしないから目立たない。 でも着実に歩みを進める彼は、10年前と比較すれば誰よりも成長している。 たぶん嵐のメンバーの中で一番目覚ましい成長を遂げてる人なんじゃない? でもそんなところに誰も目を向けないのよ。地道な変化は目立たないから、とりたてて誰も取り上げない。 損な役回りの人。そんな感じがするんですよね。 でも腐らない。 へこんでもへこたれない。 雑草のように逞しく、何度踏まれようとも何度でも頭を挙げる。 それが松本潤のイメージかな。 ザ・芸能人と言われてしまうくらいきらびやかなオーラを纏い、目撃された時の感想に必ず男前とかかっこいいとかオーラって書かれてしまう人。 それがいいのか悪いのか。 でも芯の強さと何よりこの人の「意志の強さ」っていうのは、目に如実に表れている。そこがいっとう好きかも知れない。 注目されなくても、そんなの関係ないんだよね。 全てのことを糧にしていく人なんだよね。 純粋にすごいなあと思う松本潤。 だからいつまでたっても好きなんだよな。きっと。 というより、時間が経つほど好きになる一方。困ったもんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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