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カテゴリ:映画
ぶらりと町に出てみたら、目にとまったFateのポスター。
映画になってたんだ。びっくり。 むかーし嵐さんにハマる直前、このゲームやってました。 非常によく出来たゲームで、何よりストーリーの運び方と見せ場の作り方が実に上手かった。若干アニメチックな部分はありましたが、伏線の回収も見事でした。時折深みのあるセリフもあったり、超かっこいい演出もあったり。エロげーなんですけどね^^; さてそんなFate、好んでやってたのは出てくるサーバーがみなかっこいいから。特にアーチャーがお気に入りで、マスターのリンとペアで大好きでした。 その二人がどーんと載ってるポスターだったもんですから、これはみなくちゃということで早速映画館へ。 1000円で見られたからいいですが。 いやー、ひさしぶりにこんな実りの薄い時間を過ごしたかも。 ゲームで描かれていた緻密な構成のドラマはぶった切られ、つぎはぎされた揚句にチープなセリフ満載、ずたずたになった感のある映画でございました。 もっと描きようがあったと思うんですよね。もっと脇のキャラクターの使いようもあったと思う。これはもう監督の腕のなさというしかない酷い映画でした。 で、それは置いておいて。 映画館、周りはディープな青年とおじさんのハザマって感じの男の人ばかり。 席数些少の小さな箱でしたので、結構うまってました。 そんな中女一人で観に来てる自分にちょっと辟易しつつ、ひたすらアーチャーを追っておりました次第です。 アニメを見たのは宮崎駿監督作品を除けば久しぶり。 過去、ワタクシが好きだったアニメ作品は、『うる星やつらのbeautifulドリーマー』(古っ)をかわきりに、『パトレーバー』とか(第一弾の劇場版はめちゃくちゃ秀作だと今でも思います。無駄が一つもなく無機的でありながら根底に深い叙情性と強いテーマを横たわらせた作品でした。表だって描くことも押し付けることもせず、作品全体を通して観終わった後に胸にガツンとくるテーマっていうのが見事としか言いようがなかった。) 『人狼』とか、あとは『機動戦士∀ガンダム』とか。『千年女優』もDVDを買いましたなあ。 日曜にやってた『エウレカ』(??タイトルはうろ覚えですが)も面白かったですね。 それくらいかな。 アニメは構成がきっちりして端の端まで整合性を追求したような作品が好きです。 そして実写では描けない世界を構築して見せてくれる作品が好きです。 つってもアバターなんかを見るに、もう実写で描けない世界なんてなくなってしまったのかもしれないですけどね。 駿作品では『ラピュタ』と『千と千尋』が一番好きかも。 1900~1970辺りの年代ってものすごく好きなんですよね。建造物を含めたその時代の世界とその時代の空気が。リアルでは存じませんが。 二つの作品とも、なんとなくその時代を匂わせるものがあるから吸い寄せられるというのはあります。 なんでも松本さんの話に結び付けて恐縮ですが、わが家の歴史もちょうどそのあたりの時代ってことでとっても楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/02/17 05:46:34 PM
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