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カテゴリ:ドラマ
【タンブリング】
意外や意外、面白かったです。べたにもほどがある展開で、スラムダンクの新体操版を見ているような錯覚に陥りました。 しかし、つまりそれは、非常に面白い筋立てをなぞっているということでもあります。同じような展開で面白くならないわけがない。 しかもこの手の青春ものはTBSはお得意。演出のテンポもよく、ほどよくキャラクターに感情移入させてくれて、間延びすることもなくドラマにひきつけてくれました。 なかんずく圧倒的だったのが、新体操の団体演技。 専門にやってるのだろう学生さん(?)たちの演技が素晴らしくて、それだけでも息をのみ。 そして、たどたどしくも一応形になっている、というドラマの展開に即した主人公たちの演技に見入りました。いや、上手い。こういう身体を使った表現って、とても微妙で、できすぎてもできなさすぎても白けさせてしまうと思うのですが、その「できなさ加減」が絶妙でした。 山本君瀬戸君初め、役者さんたちがんばりました。 大塚寧々さん演じる母ちゃんがまた肝っ玉で素敵。 これから部員が増えてゆき、成長していく姿が描かれるのでしょう。先が読めるベタな展開でも、だからこそ得られるカタルシスというものがあって、それを思いっきり期待できそうなドラマです。 観ていてとても気持ちが良かった。 今期は、「MOTHER」と「タンブリング」は毎回観ることになりそうです。 【怪物くん】 特撮ものは嫌いではありません。ウルトラマンメビウスとか、子供向けだけど結構しっかり作ってあるなと思いながら見てました。 子供向け特撮だと思えば、怪物くんはよくできています。なかなか面白い。 大野君の大仰な顔芸を活かした演技もハマっていると思います。 ただ、意外だったのが大野君が年齢相応に見えたこと。もっと若くおさなく見えるかと思っていましたが、彼のたたずまいが実年齢のままに見えたので、ソファの上で足をばたばたさせる場面や留置所でフランケンにもたれかかってる場面なんかが、ややもぞっとしました。怪物ランドの王子様なんだから、たとえ短気で怒りっぽくてもそこに気品が欲しかったです。太郎は普通にガラの悪い青年で、そこが残念かな。 川島海荷ちゃんとお伴三人が良かった。特にチェホンマンのフランケンは、気が優しくて力持ちそのままで、愛らしく魅力的でした。演技もちゃんとしてた!のが収穫でしょうか。 裏のチェイサー途中でちょろっと観たんですが、江口さんがかっこいい! 来週はチェイサーを見てみようかなと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/04/18 08:02:20 AM
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