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カテゴリ:松本潤


雑誌ラッシュが始まりました。
まだ月刊テレビ誌系は買っておりませんが、手元には週刊テレビジョンとテレビLIFE、テレビガイドにTVjapann、女性自身にアイドル誌、そしてSPURがございます。

情報解禁とともに少しずつお披露目される大雅くん。
髪色が少し茶色くなりましたでしょうか。
どことなく幼い雰囲気。可愛らしいおちゃめな表情。
穏やかで優しかったビトとは75度くらい違います。自信がみなぎっていた俺様道明寺とは105度くらい違います。
そんな「大雅」くんがそこにいます。

松本潤は面白い。ほんとにキャラによって雰囲気ががらりと変わる。だから見てて飽きないし、次に何が来るんだろう?と期待してしまいます。

大雅くんが雰囲気的に一番似てるのは高田和夫くんかなあ。


さて、そんな大雅攻勢とはまた別口で、最近の大ヒットだったのが『SPUR』です。
すでにあちこちで話題になっているので今さらですが、これはいい!
といいますか、個人的に最強最高のショット満載でした。

こういう、ナチュラルでピュアな松本潤がほんとーに大好物なのです。

シャチさん背負って必死に自転車を漕ぐ少年。
よお相棒、海はどっちだ?
コピーもとてもおしゃれでセンスがいい。
全てひっくるめて一つの映画の場面のよう。

アンバランスの魅力がぴたりと組み合わさって一つの完成系を作り上げてる。
でもその空間は閉じてなくて、遠く遠く小さな未来の一点がぴかって光ってる。

どっちだろうって行く手を探しながらがむしゃらに自転車を漕ぎ風を渡る少年の上には、その未来の光の粉がきらきらと降り注いでる。

なーんて、きもいポエマーになっちゃう勢いです。

二枚目の『集英社・夏の百選』も好き(笑・勝手に名付ける)
淡い虹色のビニルプールにストローハット、白いシャツ。黒いパンツをたくしあげて、文庫本を持つ…セイネン?ショウネン?ショウジョ?
書こうとして表現に迷う被写体。

緑に溶け込むナチュラルな雰囲気。なのにくっきりと際立ち浮かび上がる白い存在。
なんだろう。佇まいって言葉の響きがこれだけしっくりくる人いない気がします。
コピーがまたいかしてる。クールな本読むの好き。掛けかたが洒落てます。

三枚目、アイスをほおばる松本潤。これは等身大の生身の男性らしい一枚になってます。
綺麗な顔立ち。濃い眉。目元に落ちるまつ毛のくっきりした影。(どんだけまつ毛が長いんですか!)男らしい筋張った腕。
そしてこれはまさにコピーの勝利です。
“青空の味”
そのものの、夏らしい爽やかな素敵なショット。

四枚目。レディースみたいな服を身にまとって草原に横たわる松潤。二つに割ったスイカを楽しそうに見てます。“なんでそんなに赤くなってんの?”ってコピーがニクイ。
あなたに見つめられたから赤くなってんですよ、きっと。って言わずにおれないじゃないですか。ねえ。(誰に同意を求めているのか)

さて五枚目は、なぜかノスタルジックなメルヒェンを思わせる一枚です。
アンバランスな白い日傘をさし、大きめのストローハットを不格好にかぶった、オーバーオールの…ショウネン?ショウジョ?

細く白い道が足元から背後へ伸びています。その道は手前にも続いています。道の途中で立ち止まってるカレ(カノジョ)。
手にはスイカ。サンダルを履いて、何かを見つけたみたいにこっちをじっと見つめてる。
少し風が吹いてるみたい。
お使いに行った帰りなの?的な。このまま宮崎駿のアニメの世界の中に放り込みたい風情です。

松本潤は現実と異空間を行き来できる希有な人だとまつ毛屋さんの時に書いた覚えがあるのですが、今回もまたその思いを新たにしました。

首の長さ、肩幅の広さ、小さな顔に長い腕。
上半身だけならどんなモデルにも負けませんが、全体となるとちょっぴりスタイルはアンバランス。
でも、それがいろんなシチュエイション、いろんな場所に収まると、あら不思議。
一つの物語を作り上げてしまう。

彼のスタイルのアンバランスさは、この写真群の全てに見受けられる、「アンバランスだからこそ醸成される完全系」に相通ずるものがあるのかもしれません。
(いや、それより松本潤のもつ不思議な雰囲気、空気のせいなのかな。
 まあ、どっちでもいいか。)

最後のフォトギャラリー。
分かるのは、やはり松本潤は客観的に伝える人だってことかな。芸術の人ではないな(笑)
たまに「おっ」と思う一枚もあるのですが。(草むらの中のプールとか、空っぽのプールみたいな)
でも、彼のカメラは的確にそこがどんな場所であるか、使われた小道具たちなどを分かりやすく伝えてくれる。
僕の今日の仕事場所だよ。って、読者にもよくわかる。それが自分は嬉しかったし、そういうところが好きだなあと思うわけであります。
プロフィールのところの一枚。
とてもいい笑顔です。光がきらきら弾け飛んでおります。

ともかくも。全てにわたって夏の光をまぶしたみたいな、爽やかで美しくて楽しくて素敵な松本潤さんでした。

もちろん、2冊買いました。

発売日に一冊買って、その時は平積みで山盛りでしたが、翌々日二冊目を買いに行った時は残り3冊となっておりました。シュプール。









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Last updated  2010/06/26 04:18:43 PM
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