|
カテゴリ:映画
しやがれの裏だったので録画しておいた「ハゲタカ」を観た。
ちなみに「剣岳」は映画館まで観に行きました。映画館で見たらあれはとても気持ちのよいいい映画でした。画面綺麗だし。 さて、「ハゲタカ」 経済のことなんて本当に疎いので、どこが嘘臭いのかちーとも分かりません。ですので、ゲームを見る感覚で、丁々発止の勝負を楽しみました。鷲津さんを当然応援していたんですが――そして肉を切らせて骨を断つみたいな巻き返しに胸躍らせたんですが。 だがしかし。 最後の最後、一華が鷲津さんに送っていた書類。アカマ自動車の再建案。それを見たとたん涙があふれて止まらず、大号泣です。 結局何者か分からずじまいの劉。たびたび映し出される彼の生家と、冒頭の赤い自動車に見とれる少年の面影が目に浮かび――とどめが壁に描かれた落書きで。もう泣けて泣けて。 こんなふうにドライな作品の中に放り込まれた青臭ーい、ヒューマニズム台詞が好きなんですよ。そういうので鼻白む人も多いのでしょうが。 私は、人道主義好きです。押しつけがましいのは勘弁ですけど。 音楽もいいですね。 佐藤直紀さん。 そして脚本は林宏司さん。自分はこの方の脚本と相性がいいのかもしれないなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/08/09 05:57:57 PM
コメント(0) | コメントを書く
[映画] カテゴリの最新記事
|