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カテゴリ:日記
数日前、桜を見に行ってきました。
お弁当をつくって、夕暮れ時のとあるお寺さんへ。 境内に上る坂道は、満開の桜のアーチが続いていました。 幾重にも重なる淡いピンク。 桜色は重なれば重なるほど燐光を思わせる青を潜ませ、それはまるっきり重みのない幻想的な美しさでありました。 そう、桜色は実は寒色であることを春になるたび思い出します。 このうすあおい儚げな色合ゆえに魂を思わせるのだろうかと思ったり思わなかったり。 とまれ、肌寒い夕暮れの境内を埋めつくす桜に見惚れて、いっとき現世の憂さを忘れることができました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/04/09 12:00:00 AM
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