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カテゴリ:松本潤
ラッキーセブン楽しく見ています。
文字通り毎回楽しんでいます。 でも、レビューを書くほどののめり込み方はしていません。 行間があまりない、実に分かりやすいエンターテイメントだからかな。 それから作品のカラーがあまり定まっていなかったので、その都度ああ楽しかったで終了する感じだったのですね。 しかし感想は逐次漁りまわっておりまして。 スマイルと真逆の現象が起こっておってこれも興味深いです。 松本潤ファンはこのドラマがとても好きです。 ドラマ感想を書き続けているブロガーさんたちは期待外れといった体です。 その差異がどこから生じるかというと、まぎれもなく「このドラマに望むもの」からきているのです。 探偵ものということで、ブロガーさんたちはスリリングな展開を期待しています。 いつ大きな案件を担当するの?極論を言えば、いつ殺人事件が起きるの!?ってな感じです。 あるいは、おしゃれで粋な探偵ものを想像して待ち望んでいるのに、この庶民的な楽屋落ちうちわ受けドラマはなんだ?という感じ。 なので、ハードボイルドちっくな展開を具現化している新田退場でモチベーション低下、みたいな。 松本潤ファンは、駿太郎が可愛いしかっこいいし、コンプレックスとは無縁のキャラでアクションは見られるしで大満足だと思われます。 確かに見ていて爽快感を味わえるキャラクターだしドラマになってると思います。 ワタクシも大好きです。 一番好きなのは犬の大ちゃんです。 さて。実はこのドラマ、脚本も練られている部分が多々あって、目的の分かる台詞が随所にちりばめられておるのですよね。 ただ、それが非常に分かり易いために、浅い感じを与えるのかなあと思います。 6話も作りとしては意図がはっきりしている。 今まで仕事が長続きしなかった駿太郎。真壁の仕事と筑紫さんの言葉を通して自分を振り返り、「続けること」の意味と意義を知る。 きちんと各エピソードは集約されていて、作りとしては整然としている。 こういうちゃんとした話の作りは大好きです。ただ、分かりやす過ぎるの。 キャラクター設定もそうで、各人謎めいていても深みはない。 印象的な新田もそうです。 だから彼に今一つ魅力を感じません。 駿太郎は贔屓目が入るので好きですが、しかし彼もあっさりすっきりかっこよし、で終わっちゃう。 もっともそれはワタクシ的にあまり得意な分野のキャラクターではないからかもしれません。 松潤はコンプレックス持ってるキャラを演じさせたら天下一品だと思ってるので。 松本潤と書いて切ないと読む、ですよ。(もちろんあくまで私見です!) だが駿太郎には切なさは微塵も感じないんだ。 それは同時に役者としての松本潤の技量も示すものなのでしょうけれど。 だって駿太郎は切なさを感じさせる必要はないし、感じさせたらドラマのバランスが悪くなっちゃうもの。 ただ、だから役柄としてどこか物足りないものを感じるんだろうなあ。 って書きましたけど追記! 1話の新田の足に噛みつく件や6話のチリトリと肩叩き棒(?)を振りかざしたコミカルなアクションなんかは大大大好きです。 切なさに代わる魅力をふんだんに見せてくれていると思います。 そこだけは力説させてほしい。(誰にだ) と、ぐだぐだ抜かしつつも面白く見ています。 6話は特に後半の展開が好きでしたし演出もとても上手いと思いました。 次回旭の見合い話で息抜きしたあと、瞳子社長の父親の件をめぐる怒涛の展開になってゆくのでしょう。きっとレビュアーさんたちが待ち望んでいるハードボイルドちっくなドラマになっていくのではないでしょうか。 6話のテイストが好きだった自分ですが、それはそれで、今後も楽しみです。 ちなみに。 個人的には飛鳥ちゃんといい感じになって行ってほしいです駿太郎。 なんかお似合いよお二人さん。 あの向こうっ気の強い飛鳥が駿太郎の前で折れる瞬間が見たい。 そうしたら、その瞬間このドラマにのめり込むこと請け合いです。 骨の髄までカップリング好きなもんで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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