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テーマ:ピアノ
カテゴリ:吹奏楽
開催日:2024.11.9(土) 19:00開演
場所 :東御市文化会館ロビー(70名収容) #80ピアノの夕べ 想いが紡ぐ一つの物語に行ってきました。 プログラム 24の前奏曲 Op.28 ・・・フレデリック・ショパン 第1番 ハ長調 Agitato 第2番 イ短調 Lento 第3番 ト長調 Vivace 第4番 ホ短調 Largo 第5番 ニ長調 Molto allegro 第6番 ロ短調 Lento assai 第7番 イ長調 Andantino 第8番 嬰ヘ短調 Molto agitato 第9番 ホ長調 Largo 第10番 嬰ハ短調 Molto allegro 第11番 ロ長調 Vivace 第12番 嬰ト短調 Presto 第13番 嬰ヘ長調 Lento 第14番 変ホ短調 Allegro 第15番 変ニ長調 Sostento 第16番 変ロ短調 Presto con fuoco 第17番 変イ長調 Molto allegro 第18番 ヘ短調 Molto allegro 第19番 変ホ長調 VIvace 第20番 ハ短調 Largo 第21番 変ロ長調 Cantabile 第22番 ト短調 Molto agitato 第23番 ヘ長調 Moderato 第24番 ニ短調 Allegro appassionato アンコール 12.トロイメライ ロベルト・シューマン レポート 24の前奏曲 Op.28 まず演奏前に小林百香氏より24の前奏曲についてのお話がありました。それは3年前に高橋多佳子氏のショパン・ザ・シリーズで学んだショパンの歴史を思い起こさせるものであり、どこか懐かしい気持ちになりました。そしてこの24の前奏曲について、これまで私が聴きに行ったピアノのリサイタルでは、抜粋して演奏されることはあっても、なかなか全曲を通しで聴ける機会は無かったので、今回その貴重なひとときをじっくりと楽しませていただきました。またパンフレットには第1番から第24番の説明文が記載されており、保存版にさせていただきました。そして小林百香氏の演奏は、まず完全暗譜という気合の入りようにまずリスペクト。そして演奏は繊細に…ときに大胆にと、胸をすくような臨場感にあふれており、まさにそれをピアノの至近にて聴かせていただけるピアノの夕べならでは楽しみがありました。そして前回の根木マリサ氏の公演で知ったこのサンテラスホールのカワイ製のピアノの奥ゆかしい音色。個人的な好みではありますが、じつはショパンのテイストには、スタインウェイのようなキラキラ感のある音色より、カワイ製のピアノの音色の方がマッチしているのではないかと感じる節がありました。 トロイメライ 24の前奏曲を弾き終えた小林氏がアンコールは違う作曲家で!ということでシューマンのこちらの曲の演奏になりましたが、ショパンテイストにすっかり染まった耳には、だいぶ毛色の違う音楽に聴こえた次第です。 まとめ 前回のVol.79に続いてのピアノのゆふべの鑑賞となりましたが、改めてピアノを取り囲むような客席の配置の面白さを感じることができました。ピアノリサイタルあるあるで、手の動きが見たいということで、ピアノの鍵盤が見える席から埋まるということがありますが、じつは音が良いのは手の動きが見えない位置である…ということで、今回は手の動きより音を重視しての鑑賞となりました。また余談ながら、今回の小林氏の衣装は、パンフレットに掲載されているものであり、細かいことではありますが、しっかり配慮している気の使いようにとても好感が持てるピアニストの方だなという印象をもった次第です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 13, 2024 12:20:16 AM
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