のべおか天下一薪能【宮崎県】
こんにちは! 宮崎県担当のヤマザキです。今日は日本の伝統芸能について考えてみました。(珍しいことですが・・)日本には様々な伝統芸能があります。 例えば、歌舞伎。歌舞伎の華やかさは多くの人達に感銘を与え、現在の歌舞伎界からは多くの芸能人が私達を楽しませてくれています。歌舞伎に比べたら、能や狂言 は少しおとなしいものかもしれません。でも、素晴らしい日本の伝統芸能として君臨していることに間違いはありません。宮崎県延岡市において、「天下一薪能」 が開催されます。延岡は高千穂への玄関口でもあり、高千穂の神楽と並んで、伝統芸能の香りがぷんぷんしてきます。「薪能」 とは、野外で行われる能や狂言の舞台公演のことです。 神社仏閣、御苑、城跡など、静かで広い敷地があり、かがり火を焚くことができる場所で行なわれます。 野外という解放感からか、堅苦しさがなく、能になれていない方でも気軽に楽しむことができます。 「天下一(てんがいち)」とは、安土桃山時代から江戸時代初期にかけ、「天下一」の称号を授けられた能面作家のことで、延岡市には「天下一」の手による能面が30点が内藤記念館に所蔵されています。「延岡城址 天下一薪能」では、この「天下一」の能面を使用し、能楽界最高峰の演者達が舞うもので、日本を代表する薪能となっています。秋の日が暮れ、篝火がともり「千人殺しの石垣」が漆黒の闇の中に浮かびあがり、遠くから聞こえる太鼓の響きと同時に天を突くように響く笛の音。一夜限りの有限の世界へと観客を誘います。【特別公演の日時・演目】 ■10月6日(金) ・午後3時30分 開 場 ・午後5時50分 火入れ式~開演 ・午後6時 能 :「井 筒」(半能) シテ 片山 清司 ・午後6時45分 狂言 :「附 子」 シテ 茂山 千三郎 ・午後7時30分 能 :「鞍馬天狗」 シテ 片山九郎右衛門(前) シテ 片山 清司 (後) 地域の子どもたち(花見の稚児) ―(終了予定時間:午後8時45分)― ・午後9時15分 レセプション(ホテルメリージュ) ※どなたでも参加できます。出演者と交流する会です。 ※別途会費が必要です。ホテルメリージュ延岡での宿泊予約はこちらから ■10月7日(土) ・午後3時 開 場 ・午後5時30分 能 :「自然居士」 シテ 観世銕之丞 ・午後6時30分 火入れ式 ・午後6時50分 舞囃子 :「桜 川」 シテ 片山九郎右衛門 ・午後7時10分 狂言 :「鬼 瓦」 シテ 茂山 千作 ・午後7時35分 能 :「紅葉狩」 シテ 片山 清司 ―(終了予定時間:午後8時45分)― この「のべおか天下一薪能」の特筆すべき点の一つにその出演者があります。片山九郎右衛門と茂山千作の二人の人間国宝が出演します。お二人のプロフィールは:九世片山九郎右衛門(きゅうせい・かたやま・くろうえもん。1930年8月26日 - ) シテ方観世流能楽師。京都片山家九世当主(片山家能楽・京舞保存財団理事長)。重要無形文化財保持者各個指定(人間国宝)。芸術院会員。日本能楽会理事長。茂山 千作(しげやま せんさく) 大蔵流狂言方。1919年生まれ。故3世茂山千作の長男。父及び祖父・故2世千作に師事。古典狂言、新作狂言の他に、歌舞伎、新劇、ドラマなどでも幅広く活躍。'83年芸術選奨文部大臣賞受賞。'85年紫綬褒章受章。'89年人間国宝認定。'94年4世千作を襲名。日本芸術院会員。このお二人の追っかけなる人達もいて、当日も起こしになる方々がいるとか・・・・いやぁ・・・楽しみです!!!チケットもまだまだあるみたいです。■料 金特席:10,000円 / SS席:8,000円 / S席:6,000円 / A席:4,000円特席は売り切れに近いみたいですが、それ以外のお席なら今ならまだ間に合います。日本の伝統芸能に触れ、そして宮崎の地を楽しんでください。ご宿泊の予約はこちらから皆さん是非、延岡に来てくださいねーーーー!!!!【宮崎県担当: 山崎】