今年は局地的な雨が多い
今年の夏は、局地的な雨が多いと思います。これまでも何度か取り上げて来ましたが、今日も降った地域と降らなかった地域が狭い範囲でくっきり分かれました。今日は、夕方3時~5時にかけて、秋田市内で強い降水を観測。雄和で17時までの1時間に11ミリ。岩見三内で17時までの1時間に7ミリ。仁別で16時までの1時間に17ミリ。ちょうどこの時間(15時~)、四ツ小屋駅では規制値を越える強風を観測し列車の運転を見合わせ、「こまち」と普通列車、それに、「こまち」とダイヤが競合する田沢湖線の普通列車に最高で100分の遅れが出ました。この時間に秋田市内で過ごされていた方は、この文章を読んで、えっ?と思われるに違いありません。この時間、秋田市中心部官庁街にある秋田地方気象台では、雨も風も観測されなかったのです。ただ唯一降水を観測したのは午前5時。12時間も前のこと。今年の夏は、こんな降り方が多いです。熱帯的な降り方ですね。落雷も多いです。※「観測されなかった」といっても、アメダスに反映しない微小な発現はあったかもしれません。