【立ち寄り湯レポ】ホテルフォレスタ鳥海
(鳥海ドライブその4) 祓川駐車場を出発、山を下ります。 この五合目祓川は、象潟口から車道が通じている同じ五合目の鉾立とは、周囲の景色が全然違います。鉾立の方は日本海へ向かって急激に標高を下げているので、海側への視界はとても開けています。断崖絶壁に滝が落ちているところもあります(懸崖)。こちらの祓川は、前回までの写真でご覧いただいたように、ちょっと標高を下げたところまでは高い木々が多く、まるで高原のようです。いわゆる「裏鳥海」です。 さて、ドライブに戻りましょう。 帰路は旧矢島町の南由利原(由利原高原)へは降りずに、旧鳥海町の奥山放牧場の方へ降ります。祓川駐車場から5分も下らないところに分岐がありますので右折。 こちらの道路は由利原高原から上がってくる道に比べてマイナーなので、車の通りは多くありません。しかし、全線舗装なので、対向車に注意さえすれば快適です。途中に2ヵ所ほど大きな駐車場があります。特に施設があるわけではないし、何のための駐車場かは分かりません。山菜取りのためでしょうか? そのうちの1ヶ所(麓に近い方)で、お弁当にしました。本当は祓川駐車場で食べるつもりだったけれど、あまりに人が多かったので延期していたのでした。 お弁当は山を上がる前に本荘のイオンスーパーセンターで買った「おにぎり弁当」350円也。 山で食べるご飯はおいしいね 人は全然いませんでした。孤独でしたが、虫がいっぱい(笑) 弁当を食べて早々に退散。更に下って、放牧場に至ると、対面通行ができる道幅になります。そして、次の目的地の立ち寄り湯に。 高原のリゾートホテル「フォレスタ鳥海」です。開館11年目の当館は、県内屈指のリゾートホテルです。ただし、お決まりのテニスコートなんかの施設はほとんど無くて、鳥海山周遊と、都会の喧騒を忘れ、ブナ林の中でノンビリ過ごすことがメインです。 昨年(2006年)の秋には、皇太子さまが宿泊され、秋田県の寺田知事らと共に鳥海山を登山されました。 フロント、ロビーです。 以前、出来て間もない頃に泊まったことがありますが、お部屋はツインルームで全室南向き。つまり、全室鳥海ビュー。 ディナーは地元の食材を使ったフランス料理。その時は夏だったので、象潟で揚がった生の岩牡蠣も出ました。 お風呂は、もちろん温泉です。入浴客が大勢いて写真を撮れなかったので、下の公式ページを見てください。 湯は透明ですが、少々ヌルヌルしています。臭いもありません(ただし、塩素臭はあります)。鳥海山という火山の近くですが、硫黄の薫りは全くしません。硫黄泉ではありません。 男女別で露天風呂もあり、露天風呂からは鳥海山が見えます。湯船に浸かると見えませんが。 夜、露天風呂に入ると、周りの静寂が不気味なほど。獣の鳴き声が聞こえたりして、独特の雰囲気です。露天風呂の作りが、外側に向かって緩やかに傾斜をつけて土を盛り上げ植栽をしてあり、夜は湯船の目線で闇夜が広がっているように見えるのです。暗闇から熊が出てきたりしたらどうしよう…なんて思っちゃいました。 実際には、高い外壁があるので外部からの侵入はできませんが。 公式ページ:フォレスタ鳥海 宿泊料金は1泊2食1名あたり、だいたい12,000円位~。人数や特別プランによってもっと安いプランもあります。 宿泊予約はこちらを→ホテル フォレスタ鳥海 立ち寄りの入浴料金は大人500円。レストランのランチ営業もあります。 ホテル正面ロータリーからも、鳥海山が見えます。 さて、フォレスタ鳥海を発ち、一路秋田へ帰ります。途中、夕陽の時間に当たったので、道川の道の駅に寄りました。次回。入梅前のこの季節、東北の山々は新緑と残雪のコントラストブログランキング「地域情報(東北)」に参加しています※今回のテーマは「温泉について」、カテゴリは「温泉」です。