昔の秋田空港
昔といっても「旧空港」ではございません。25年くらい前の、今もある秋田空港で撮ったお写真です。ちなみに「旧空港」は秋田市の市街地のすぐ近くの砂浜にあって、もちろん舗装はしてあったが海に近すぎて欠航率がやたらと高かったそうな。それで、昭和56年、今の場所に新しい秋田空港が開港したのです。旧空港の開港は昭和36年。わずか20年しか使われなかったことになります。10年ちょっとしか使われなかった「国道46号南八幡平パークライン」(仙岩峠の旧道のこと)といい、この頃の秋田県は高度成長に追い付こうと浮足立っていた感があります。今の秋田空港は、ターミナルビルの増築などはされましたが、基本スペックは開港当時のままです。★プリントをスキャンしたものです。 地上をタキシングしているANAのB6。その向こう、テイクオフしたばかりの機体はJASのYS-11ジャンボも発着できる秋田空港ですが、当時はまだ大阪空港(伊丹)の騒音規制に対応できる機種が少なくて、大阪便の一部に国産プロペラ機のYS-11が使用されていました。当時のタイムテーブルの記憶では、大阪から徳島や高知への路線は明石海峡大橋ができる前でYS使用便がたくさん飛んでいましたね。撮影時期ですが、この写真に写っている「JA8322」の履歴を調べてみると1992年就航とあるので、それからYSが秋田から撤退するまで(いつだっけ?)の間の撮影です。 これもまた・・・そういえばこんな路線もあったかと。ANK(エアーニッポン)のDHC-6 ツインオッターANKは社名変更前の「NKA日本近距離航空」時代から秋田~函館線を運航していました。函館~奥尻線の間合い運用と思われました。ANKが函館線を運航していたのはいつ頃まででしたっけね?その後、名鉄系の「NAL中日本エアラインサービス」という会社が函館線を赤い塗装のフォッカー50で運航していたこともありましたが、数シーズンともたず撤退。現在、JASはJALに吸収され、ANKとNALは合併してその後「ANAウイングス」になりいずれも社名は消滅。現在、幹線やリゾート路線は新興会社やLCCが盛んに競争していますが、地方路線はJALかANAという状態になっています。【期間限定ポイント10倍】【DVD/新品/飛行機/SORA】【RCP】永遠の翼 YS-11 WINGS FOREVER 【DVD...価格:1,380円(税込、送料別) 『惜別!YS−11』元エアーニッポン機長/坂崎充 イカロス出版 おすすめ小説特選古書 国産旅客...価格:1,000円(税込、送料込) 世界のエアライナー ワザあり!にっぽん 空飛ぶ離島のパイロット YS-11 【DVD】価格:3,488円(税込、送料別)