館山崎 「椿の白岩」 【ジオパークめぐり 男鹿半島・大潟ジオパーク】
前回ご紹介した「館山崎グリーンタフ露頭」(椿漁港)の入口に露出している、やはりグリーンタフの露頭だそうです。 あまり「グリーン」な色ではなく、むしろ「白」ですね。ですから、「椿の白岩」と呼ばれているそうです。江戸時代、県内各地を訪ね歩いた紀行家の菅江真澄が、「まいたけのような形をしていて、雨と潮で濡れて青ばんでいる」と記録しているそうです。天候によっては、やはり「青ばんで」=グリーンに見えるようです。現代風には「スプーンでえぐったような」という表現もされます。 「椿の白岩」の案内板は、県道を挟んで向かい側の角に設置されているので、男鹿市街地方向から走行してくると見逃しやすいです。でも、こういう何気ない岩にも案内板が用意されているのはいいですね。(拡大できます) 館山崎 椿の白岩秋田県男鹿市船川港椿家の後・観覧自由(夜間は不向き)列車・バスでおいでのアクセスJR秋田新幹線「こまち号」終点の「秋田駅」より、JR男鹿線に乗車し1時間ほど、終点「男鹿駅(おが)」下車。駅前より秋田中央トランスポート(路線バス)男鹿南線「門前(もんぜん)ゆき」に乗車し、「漁民研修センター前」下車。目の前です。バスの時刻表はこちら(男鹿市公式)。また、この路線の時刻は「バスNAVITIME」「駅探」などでも検索できます。マイカーでのアクセス秋田自動車道昭和男鹿半島ICより、およそ45分。男鹿市街地を抜けてから西海岸を走行してください。「椿漁港」の看板が目印です。海と絶景の宿 旅館 浜彩 旅館「浜彩」さん(双六)は、ここから短いトンネルを抜けた先の集落にあるお宿です。