2018年・秋 鳥海山紅葉点景(1) 鳥海ブルーライン象潟口
2018年10月初旬の、お天気が良かったある日、午後から鳥海山5合目まで登ってみました。経路は、日東道象潟IC→鳥海ブルーライン→鳥海山五合目鉾立(帰路はこの逆)Mt.ChoukaisanKisakata,Nikaho-shi,Akita,japan 象潟インターチェンジから直結している鳥海ブルーラインに入り、「奈曽の白滝」(奈曾の白瀑谷)入口手前から。東北2位の高峰である鳥海山は、その裾野も広いとともに、海岸近くにも急激な標高差があるのが特徴です。この撮影地点は標高およそ150m、国指定名勝「奈曽の白滝」よりも上流ですが、広大な耕地が広がっています。ここまで近づいて眺める鳥海山は雄大です。高圧鉄塔が立ち並んでおりますが、海岸線近くの急激な落差は発電に好都合でミニ電源地帯となっており、いくつかの水力発電所があります。 車をあと数分、最後の民家が過ぎたあたりまで進めました。標高2200m超の山容が間近に迫り、迫力が増してきました。ちょうど車が通過している地点(小屋が見える)は、有料道路時代の料金所の跡です。収受ブースは撤去されて久しいですが、今でも道幅はその部分だけ広く、毎年春の訪れを告げる秋田県側の「開通式」はあそこで行われているそうです。なお、鳥海ブルーラインは現在冬季閉鎖中。閉鎖区間は秋田県側旧料金所(画像の地点)~山形県側旧料金所間です。実際の閉鎖ゲート(観音扉)はかつてスキー場が営業していた名残からか、ここから3kmほど進んだところの2合目「一の清水」にあるのですが、料金所跡から先は除雪しませんよ…ということでしょうか。 望遠レンズで覗いてみました。この先、エンジンオイルに多少の不安を抱きつつ、標高1,150m「鉾立」まで登ります以下、次 回!鳥海山四合目雲上の宿 大平山荘 酒田屋旅館 鳥海温泉 遊楽里